駅弁は旅の楽しみ、醍醐味のひとつです。

百貨店の催事などで、いつか食べて美味しかった駅弁を買ってきて自宅で食べてみても、なぜかそのときほどには美味しく感じられないのは、駅弁は非日常の美味なのだということだと思います。

天城から三島へと向かう途中で立ち寄ったのは修善寺駅構内の舞寿しさん。
早い時間に売り切れてしまう名物駅弁だそうなので、予約をしておきました。


パッと見は、「小さくて高い!」。
けれど食べてみたら、これがとんでもなく美味しい駅弁だったのです。


肉厚のアジは皮むきして酢で軽く〆められています。

びっちりと敷き詰められたアジの上には、ショウガ、わさび、ガリ、レモンと醤油がのせられています。
レモン以外は全て伊豆の食材だそうです。


あら。桜の葉も一枚敷かれていました。


組み合わせによって万華鏡のように変わる味。
シンプルなのに、なんて美味しくて楽しい駅弁!

留守番のご家族のお土産にもきっと喜ばれると思います。