『おはよう!げんき? ありさん どんどん のぼったら』
村上 勉
講談社
小学生の頃、佐藤さとるさんのコロボックルシリーズの童話がとてもすきでした。
挿し絵はこの絵本の作者の村上勉さんでした。
ありさんが上まで登っていく途中で出会うさまざまな生き物に挨拶していく"こんにちは絵本"です。
言葉を覚える年頃のお子さんと読んだらきっと楽しいでしょう。
人生の秋口まで生きていた今読むと、この絵本には人生そのものが描かれているような印象を受けます。
たくさんの人と出会い、別れ、いいことも悪いことも経験して学んでいく…
生きていくってそんなことなのかな?って思う今日この頃です。