国立でもう一つ行ってみたかったのがストラーダビアンカです。

「トスカーナの風と、スローなくらし」をテーマに、オリーブの木から作られたカッティングボード、カトラリー、ボウルなどを扱っています。

閑静な通りにある小さな店ですが、こちらもとても素敵でした。


オリーブの木は10センチの太さに育つのに20年もかかるそうです。

キッチン用品の材料は、元々は実を収穫するために大切に育てられ、何十年も働き続けてきた木で、寿命で枯れたり倒れたりした木に限って切ることが許されている貴重なもの。

切られた木は、トスカーナの工房で木工職人が伝統的な製法で製品化されているとのことです。

イタリアで長く働きつづけてきた木が、姿を変えて日本でセカンドライフを過ごすのを待っていると思うと、愛しい気持ちがこみ上げてきます。

お店のリーフレット『オリーブと暮らす トスカーナの風と、スローなくらし』や『受け継がれる物語』には、オリーブへの愛が詰まったストーリーが綴られています。機会がもしあったら、ぜひ読んでみてください。素敵です。

店内にはオリーブのキッチン用品以外にも、カラフルで素朴な陶器や雑貨、イタリア食材などが並んでいます。

毎年12月くらいになると、その年に作られたオリーブオイルが入荷するそうです。



サーチ ストラーダビアンカ