小さくて可愛らしいものにとても惹かれます。
そうしたものを並べた場所に佇んでいる子たちをご紹介します。

福島県会津地方の郷土玩具の起き上がり小法師です。

日本橋にある福島県のアンテナショップで出会いました。
金銀の2体、赤青の2体のセット販売でした。
長い時間迷った末に、選びきれずにみんな家の子になりました。

検索してみたところ、400年前に会津藩主の蒲生氏郷が作らせ、正月に売らせたのがはじまりだそうです。

会津地方では毎年1月10日の「十日市」で家族の人数+1個を購入し、「無病息災」や「家内安全」などの願いを込めて1年間神棚に飾られる縁起物だとか。

アンテナショップではパッキングされていたため起き上がり具合を試せなくて、形と表情だけで選んできました。

飾ってみたら、ひとり起き上がりのよくない子がいましたが、それもまた可愛いと思えます。

辛いことがあったり、疲れているとき、落ち込んだとき、いつも慰めてくれる3センチほどの小さな子たちです。