『鉄道員(ぽっぽや)』
監督: 降旗康男
主演: 高倉健、小林稔侍、大竹しのぶ、広末涼子
1999年公開
《ストーリー》
北海道の幌舞線の終着駅、幌舞駅で駅長を務める佐藤乙松は、鉄道員一筋の人生を歩んできた。
一人娘のまだ赤ちゃんだった雪子を失くした日も、長く連れ添った妻に先立たれた日も、彼は駅に立ち続けてきたのだった。
時は過ぎ、乙松はもうすぐ定年を迎える年となり、幌舞線も廃線となることが決まった。
周囲の友人知人たちは乙松の行く末を案じ、再就職や住む家を世話しようとするが、乙松は「鉄道員しかできないから。」と言って、首を縦にふろうとはしない。
定年前の最後の正月、機関士時代からの仲間の杉浦が乙松を訪ねてきた。
終電後、杉浦の妻が持たせたおせち料理をつまみに晩酌をし、二人は思い出話に花を咲かせる。
杉浦が帰っていつもの静けさを取り戻した駅に、一人の少女が乙松を訪ねてやってきた。
三連休の初日は雪の予報で、家でのんびり過ごすことに決めました。
東京の交通機関は雪にとても弱いから。帰れなくなると困りますものね。
「雪」でふと思い出して、久しぶりに観た『鉄道員』。
最初から最後まで涙と鼻水が止まりませんでした。
手、指先、背中、まなざしで表現される感情がとても切なくて切なくて…
高倉健さん、すごい役者さんです。
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予告編