社会人のYOSSYです。


私は3年ほど前からエモいと言われる曲を聴いています。YouTubeで聴いていました。アーティストはそれまではインディーズで知っている人だけが知っているアーティストと言われていました。しかし、今では若い世代が「天才が現れた!」とあまり詳しくないけど知っている人達がいるというところまできたアーティストが多くいます。

Vaundy 
メガシンノスケ

七尾旅人

Cero

Lucky Tapes

まだまだたくさんオススメのアーティストはいますが、”エモい”と言われるアーティストをピックアップしてみました。

この”エモい”という言葉で色々議論がなされる事があります。果たしてあなたは”エモい”と言ってじゃあ何がエモいと説明できるでしょうか?

私は時代のギャップだったり、ノスタルジックな思い出と最近の思い出とのギャップがエモいという説明ができればエモいは言ってもいいと思います。しかし、ただ言いたいがためにエモいを言っているとなると話は変わります。語彙力がないから言っているのであればもっと物事に対して上手く人に伝える事ができる感想を表現しないといけません。

また、彼らの曲は夜に聴くと自分に酔うことができるからチルいんだと思います。これはコード進行が関係していてるのですが、「Just the two of us進行」と言われています。この進行は他のアーティストの曲にも使われています。例えば、椎名林檎、iri、ラブリーサマーちゃん、きのこ帝国、おかもとえみ、15MUS、kojikojiなど言い出したらきりがないですが、夜に聴くと尚更チルいのがそのコードなのです。今でこそそのような曲は多く作られてきていますが、20年くらい前までそこまで多いわけではありませんでした。

椎名林檎の「丸の内サディステック」も同じコードですが、1999年にリリースされた曲です。私が生まれてまだ1、2年しか経っていないときに時代の最先端を行っていたんだなと思うと椎名林檎は天才だと。また、m-floの 「come again」は2001年にリリースされてエモいということで人気が再燃しています。どちらも20年以上も前の曲で現在も最先端を走っているという評価をされていて、確かにその通りだと思います。

最近になって20,30年前の曲調を取り入れた曲が多く作られたりしています。アイドルやEXILEといったグループではなくてシンガーソングライターやロックミュージシャンがj-popを賑わしていた頃と似ています。私もそうですが、その時代に戻ってきて欲しいと思っています。

一方で、全く色褪せずに幅広い年代から支持されているはっぴいえんどの「風を集めて」は約50年前にリリースされて最近CMで使われたりしていて、こんな前の曲で今聴いてその頃生まれてないのに何故か懐かしさを感させてくれる名曲だと理解しています。
彼らの曲は当時ロック調の曲を中心に音楽活動をしていました。しかし、日本ではあまりロックが認知されておらず、そこまで人気という訳ではありませんでした。現在、山下達郎や80年代のアーティストが海外で人気になってきています。いわゆる50,60歳世代の人達が聴いていた曲が当時の記憶と共に曲が蘇るのと今の若者の聴いた時の新鮮さの世代間交差が「エモい」のではないかと思います。

チルには「リラックスするため」であったり、「哀愁」や「懐かしさ」、「あの頃は〜して聴いていたけど今は〜して聴いている」というのを思い出させる力があります。チル系の曲を聴いたら絶対に同じエモいチル系の曲を漁りまくることでしょう