明治22年、大鳥圭介邸で元新選組隊士・田村銀之助と星野一鉄(市村鉄之助)は20年ぶりの
再会を果たした・・・。
田村 「お前・・・鉄
・・・鉄じゃないか
」
姿は大人になったが、田村は榎本の使いで来たこの男が、元・同志の市村鉄之助だと一目で
わかった。二人とももう37歳。亡くなった土方の歳を越えていた。
星野は大きな声で叫んだ田村の肩を抱え込むようにして壁際に寄り耳打ちするように言う。
星野 「そんな大きな声を出すな。今は市村じゃない、星野だ。星野一鉄。これからは星野と呼んでくれ」
田村はそれを聞くと辺りを見回した後、今度は声を落として言った。
田村 「お前は西南の役で死んだと聞いていたから、こうして生きてくれていたことが嬉しくて、な・・・」
そう言いながら涙をこぼす。
かと思いきや・・・突然笑い出した。
田村 「ところで、星野はいいとして“一鉄”
まるでオッサンみたいだな
」
37歳とはいえ、まだまだその容貌からは年配の大人の雰囲気は感じられなかった。まだまだ
“青年”であった。
星野 「大きなお世話だ
鉄はいいが、これからは市村はやめて星野で頼む。」
そう言うと星野は田村に改めて言った。
星野 「久しぶりに合えてうれしいぜ。俺たちまた一緒に“闘える”んだ
」
田村 「ああ。今度は負けたりしねえ
」
そういうと二人はがっしりと握手を交わし、そして笑った。
つつ゜く
再会を果たした・・・。
田村 「お前・・・鉄
・・・鉄じゃないか
」姿は大人になったが、田村は榎本の使いで来たこの男が、元・同志の市村鉄之助だと一目で
わかった。二人とももう37歳。亡くなった土方の歳を越えていた。
星野は大きな声で叫んだ田村の肩を抱え込むようにして壁際に寄り耳打ちするように言う。
星野 「そんな大きな声を出すな。今は市村じゃない、星野だ。星野一鉄。これからは星野と呼んでくれ」
田村はそれを聞くと辺りを見回した後、今度は声を落として言った。
田村 「お前は西南の役で死んだと聞いていたから、こうして生きてくれていたことが嬉しくて、な・・・」
そう言いながら涙をこぼす。
かと思いきや・・・突然笑い出した。
田村 「ところで、星野はいいとして“一鉄”
まるでオッサンみたいだな
」37歳とはいえ、まだまだその容貌からは年配の大人の雰囲気は感じられなかった。まだまだ
“青年”であった。
星野 「大きなお世話だ
鉄はいいが、これからは市村はやめて星野で頼む。」そう言うと星野は田村に改めて言った。
星野 「久しぶりに合えてうれしいぜ。俺たちまた一緒に“闘える”んだ
」田村 「ああ。今度は負けたりしねえ
」そういうと二人はがっしりと握手を交わし、そして笑った。
つつ゜く