身近な人が2回目の流産をしました。
「まさか自分が2回も流産をするなんて思ってもなかった」
「泣いても泣いても涙が止まらない」
………という感じの事を話してくれました。
聞いた時は自分の事が重なって、涙が止まりませんでした。
そして、死産・流産を経験している私がかけてあげられる言葉は何なのか……
一生懸命考えました。
考えて…
時間薬のこと。
今、目の前にいる子の存在の大きさ。
という感じの事を話しました。
やっぱり、何よりも時間薬に勝るものはないと思います。
時が過ぎれば、今よりは心は軽くなる。
だって、良くも悪くも時は過ぎていくから。
過ぎていく日々の中で、楽しいことも必ずある。
それはとても些細なことかもしれない。
ご飯が美味しかった。
好きな俳優さんのドラマを見た。
欲しいものを買った。
こんな事でも、心は少しずつ満たされる。
もちろん、忘れる事はないし、忘れたいとも思わない。
でも、考え方が変わってきて悲しみの種類…色…何か表現は難しいけど、経験した直後とは変わる。
私はそう思う。
そして、今目の前にいる子の存在は今後の人生を歩む上でとても大切なものになる。
とても悲しい経験だけど、今目の前にいる子には自分が必要で、悲しい今でもその子がいるから、前を向かなきゃいけない!その子の為にも前を向かなきゃいけない。
今後の人生の糧となる大切な存在。
短い人生で空へと戻ってしまったもう一人の子の分もたくさんの愛情を注いでほしい。
という思いでした。
私自身…
死産からもうすぐ4年。
流産から1年3ヶ月。
という年月が経ちますが、未だに涙することもあります。
でもそれだけじゃなく、家族でお空の子たちの話をしたり、息子2人の我が家ですがお空に行った娘の為に女の子用おもちゃを買ったり
悲しい気持ちだけではないです
いつか数年後、悲しい気持ちだけではなく思い出してあげられる日が来てくれることを願って、まずは近々ある手術の成功を祈りたいです。
いきなり暗い内容ですみません。
ではおやすみなさい