いつも読んでいただいて感謝します。


『 それにはね、からくりがあるんよ!』
カラクリがある…というのは
仕組まれている
裏がある
そんな時に使われる言葉です。

2018年に
保健所からアインを引き出すとき
私は個人なので
引き出すことは出来ず
一旦、保健所と繋がりのある
保護活動家さんに引き出して
いただきました。

その時に
『 殺処分ゼロを目指す 』
自治体が増えていることを
『 期待してます、嬉しいです!』

そう言った私に
保護活動家さんの口から出た言葉
『 それにはね、カラクリがあるんよ 』

         本当に『  殺処分ゼロ  』を達成したいのか
      『  殺処分ゼロ  』を目標に掲げたから
         そちらに辻褄を合わせたいのか…


僕はね
野犬と呼ばれているよ
赤ちゃんの時から
人間と暮らしたこともないし
優しくされたこともないよ

毎日  食べることに必死だよ
今日も生きられるかな
朝  目が覚めると
いつもそう思うよ
僕を捕まえようとする人間がいて

怖くて怖くて
捕まった時
『  ウーッ』っ唸ったら

この犬には攻撃性がある

譲渡不適合って言われたよ
僕はどうなるの?


棄てられて
野犬として生きてきた子たちが
威嚇しないと思いますか
唸らないと思いますか
最初から従順な訳がありません。

※※※  自治体によっては
         『  一回でも歯をむき出しにして唸った 』
         『 猫がシャーと威嚇した 』
          それだけで譲渡不適合とされることもあ
          ります。
※※※※※※※※※※


そして不適合となれば
殺処分が待っています。
その殺処分はやむを得ないとされて
表には出ません。
          そんな理不尽な 殺処分から一頭でも救おうと
          たくさんの保護団体さんが頑張ってくれてます!

収容中の
病気 怪我での死も表に出ません。
(自治体全体で年間一万匹を超えます)
アメリカなら
『 医療ネグレクト 』と言われかねないと
米国獣医師の西山さんは指摘しています。

※※※※※※※※※※※


2018年に繰り返し
テレビで流れた映像です。
覚えていますか?

この子たちはどうなったのでしょう…
譲渡され
幸せに暮らしていると思いますか
もう今はこの世にいないと思いますか

この河原に犬を棄てた人間は
今日も楽しく暮らし
美味しいものを食べ
そしてなんの罰も受けず
罪の意識もなく…
そして流れるニュースも映像も
しばらく経てば忘れてしまう。

人間とはそういうものなのです。


私たちが
目を背けたい
知りたくない

そう思う現実は
人知れず生まれてきて
人知れず消えていく
たくさんの生き物の現実なのです。

  dog-dariさんが作って送ってくださいました

自分の住む県が
どれだけの殺処分をしているのか
関心がありますか?
関心を持ってください。

毎日  6・6頭の犬たち
今も殺処分されています。
( 2022年4月から2023年3月までの統計)
人知れず生まれて
人知れず消えていく命

その子たちを思う時
私は
胸が張り裂けそうになります。
あなたはどうですか?


生まれてきて
3ヶ月にも満たない子猫たち。

殺処分の多くは
そんな小さな子猫です。
( 猫の殺処分は犬の5倍  子猫が6割を占めます )

私の知る保護団体さんは
30匹を超える子猫を
春から保護したと言っていました。
既にキャパオーバーです。

どうしたら
人は変わりますか?
どうしたら
この子たちは生きていけるのでしょう。


アイン。
今朝の体重は25・1kg でした。
推定14歳
酷暑と言われる今年の夏。
我が家で迎える
6度目の夏です。

りーくん
3kg になりました。
よく頑張りました!
偉かったね。