いつも読んでいただいて感謝します。
  
以前  目にした言葉で

     ***「 お邪魔します 」
                    そう言いながら熊よけの鈴を持って
                    知床の山に入る。  ***

というのがありました。
山は熊の領域であって
私たち人間は
「  お邪魔  」している方なのです。

      3年前の11月27日に保護した  こたちゃん
       現在の  こたちゃん   3歳です

本当に
いつまで人間は
人だけを特別と考えるのでしょう。

私の住む市では
地域おこしとして
「  狩猟者育成プログラム  」
を発足させています。

有害鳥獣の捕獲と
皮革小物の開発販売

そしてそれらの
体験ツアーを計画しています。

   こたちゃんに続いてお母ちゃん猫も保護しました

鹿やイノシシを撃ち
その肉を食べ
皮を剥いで
アクセサリーを作る体験ツアー。

誰もが気軽に体験できるように
そして
【⠀世の中のためになるように  】

世の中のためになるように
農家の人を助けるために

鹿を撃ち
イノシシを撃ち
グランピングのように
楽しい体験を!!

この記事の見出しは
「  狩猟再開へ  夢膨らむ 」です。


世の中のためになるように…
大抵それは
人間のためだけです。

動物に罪は無いのだけど
人にとっては
有害だから
楽しい体験のためには
無いに等しい命なのです。
無くなっても惜しくない命です。

                          アインにピッタリくっつきます
テレビの画面に
養蜂の様子が映り
話の最中に
スズメバチが現れました。

養蜂家の人が
「 退治しますね!
     蜜を横取りするんですよ!」
そしてハエたたきで
スズメバチを叩き潰しました。

スズメバチが
蜜を横取りすると人が怒るなら
蜜を横取りするのは
人間の方だとミツバチは言うでしょう。
スズメバチは人間のように
根こそぎ【⠀横取り  】しませんから。

    近所の公園の紅葉(11月末 )

地上の生き物は
ほかの生き物に
何かしらの恩恵を与えているけれど

人は
ほかの生き物に
何か与えるものは
あるのでしょうか。

人に危害を加えると
恐れられる熊だけど

熊は地球のために
色んなことをしています。


熊たちは木の実を食べます。
そして移動します。(200kmも)
排泄した中には未消化の木の実があって

そこに
新しい木が生まれます。

木に登る時
細い枝がたくさん折れて落ち
そのおかげで陽の光が地面に届き
地表はその陽が射すことで
命を吹き返すのです。

木に爪を立て
木肌を剥ぐと
そこにウロが出来ます。
蜂たちはそれを利用します。

その蜂たちが
花粉を運び
新たな命が芽吹き

その花の蜜を昆虫たちが
生きる糧としますが

そうして集まった昆虫を
小動物や鳥たちが食べに来るのです。

命は命を生んで
地球は循環しています。

ここに
人の入る余地はありますか。
希少な生き物を保護して
増やしている…?

絶滅させてきた人間が
言える言葉でしょうか。

【  偉大な命の循環の最大の功労者は熊なのです⠀】
           「クマと日本の未来を考える会」さんの言葉です。



アインは
穏やかな老後を過ごしています。

寿命というものが
どの生き物にもあるんですよ。
寿命を断ち切るようなことを
平気で
人間は動物たちにしています。

♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'☆.:*:・'♪.:*:・'゜

たった今、餌やりさんから連絡があり
お母さん猫をキャリーに
入れて蓋ができた!と連絡があり
車で迎えに行ってきました!

心折れるような日々でしたが
やっと手術をすることが出来ます。