いつも読んでいただいて感謝します。

   台風一過の翌朝    緑に水滴が光ります

絶滅危惧種。

さあ、少なくなってきましたよ。
そろそろ保護 繁殖させないと
絶滅しますよ。

そう言って
個体数が減っていることに
気がついてもギリギリまで
知らん顔をしています。
そして
いよいよ絶滅危機が迫ると
慌て出すのです。

毎年
4万種もの生き物が絶滅しています。
危惧種と違って
絶滅した種は
もう二度と地球の地に
現れることはありません。

ひっそりと生きていたものや
片隅に咲いていた花が
もう生き絶えてしまうのです。

私たちほとんどの人間は
気にしない
知らない
そうしてやり過ごしています。


私たちの身近な鳥
小さなスズメたち。

ひと里に棲み
その鳴き声は
「朝が来たよ!」と知らせます。

そのスズメが
激減していることを知っていますか?
どれくらい減っているかというと
1960年頃の
10分の1ほどになってます。

それでも
「1800万羽もいるからね。
絶滅にはならないよ。」
専門家の方々はそう言います。

もしもこれが人間なら
地球の人口は80億人もいるから
10分の1になっても
まだ大丈夫。

そんなふうに言えますか?

人間てなんて傲慢な生き物でしょう。
人間にほかの生き物の
個体数を調整する権利があるのですか?

春には田んぼの虫を食べる
【⠀益鳥  】として
秋には稲穂を食べる
   害鳥⠀】とされるスズメ。

役に立つか 役に立たないかを
人間が決めています。


狩猟対象だから
罠にかかったスズメは

「  親指の爪を腰の辺りにあてて
      背中側からピキっと骨を折るんや!」

こうやって殺してしまいます。

電線にびっしりと並んだスズメ。
あなたの近くでは
まだ見ることは出来ますか。

多くの生き物が
人間の乱獲や
自然の破壊によって
その数を減らしていきます。


  2008年  絶滅宣言  (乱獲と駆除)


  2008年  野生絶滅 (乱獲)
   角が装飾品とされたり万能薬と言われた

人の近くで
長い間  共存共生してきたスズメたち。

耕作地が減って
食べるものが少なくなっています。
農薬を使うことで
食べ物である虫たちが死ぬからです。

今の建築様式では
瓦屋根のように
巣を作ることができません。

   北に棲むスズメはさらに越冬が厳しいのです

スズメが絶滅しても
何も困らない。
そう思いますか。

人間だけの住む地球に
あなたは住みたいですか…。
私は住みたいとは思いません。

4万種も毎年
生き物が消えていくことに
気がついてください。

増やしたり
減らしたり
人間の愚かさで
生き物を絶やしてはいけないのです。

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他の方のブログで知りました。


カエルの鳴き声が
苦痛な人は
きっと
カエルが絶滅しても
「 静かになった。」と
喜ぶのでしょうか。

子どもの歓声も
風鈴の音も
除夜の鐘も
鳥のさえずりも

何もかもが騒音と言われる時代です。

我が家の近くの池では
ウシガエルが毎年鳴きます。
ウシガエルも食用に輸入され
その後  池に放たれたものです。
この声を聞くと
夏が近いと私は思うのです。

いろんな生き物が
季節を教えてくれています。

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我が家の子たち
あなたたちが
「  昔は犬とか猫とか
     そんな生き物がいたんだよ。」

後世の人に
そう言われる日が来ませんように。

それとも
「 昔、地球という星には人間がいたらしい。」
そう言われる未来もあるのでしょうか。

  ドクダミの白い花。この季節どこででも見かけます

人の命だけ
尊いという考えは
人も滅ぼすと私は思っています。