いつも読んでいただいて感謝します。

ずっと以前にも一度書いていますが
2022年1月にブタから人への心臓移植がありました。


先月3月23日の毎日新聞に
その後の異種間移植の
話しが出ていました。


一年前にこのニュースを見たとき
下の女の子が言いました。

「ブタさんは
    しんぞうなくても
    いきていけるん?」

そうですよね。
心臓を無くしたブタは
死ぬしかありません。


人は
何のために生きているのでしょう。

一日でも長く
この世に留まりたい。
たとえブタから心臓を移植してでも。

愛しい人が
臓器移植でしか助からないと
知ったら…

その臓器が
異種間移植であったとしても
私は【⠀命の延長  】を望むのでしょうか。


日本は
臓器提供者が少なくて…
(人口100万人あたり0・62人
    アメリカは100万人あたり41・88人)

「 じゃあ、ブタさんはしんじゃうの?」
この深い問いに
大人は何と答えましょうか。

ブタはたまたま
臓器が人の臓器と
構造や大きさが似ている。
だから
人に臓器を提供するという
役目を担ってしまいました。

           新しく買った椅子はムギのものに

人間は
犬や猫や
畜産動物や
ほとんどの野生動物の
寿命より

長い命を
神様に貰ったのに
まだ足りないと思うのです。

人の邪魔になるから
人の食料となるから
人の娯楽になるから

そんな理由で
他の動物の命を奪っているのに

まだその上に
人の命を救うために

自分の産んだ子どもを
差し出さなくてはいけない
ブタという生き物。

人の遺伝子12個を
ブタの遺伝子に入れ
ブタの遺伝子3個を働かなくして
代理母ブタの子宮へ。

15個の遺伝子を改変した子ブタから
心臓
膵臓
腎臓
を取り出して人に移植する研究です。

   𓂃 𓈒𓏸◌‬ 下の女の子が作ってくれました𓂃 𓈒𓏸◌‬

「 異種間移植が確立すれば
     定期的に臓器を交換することも出来る。 」
「  患者のニーズに合わせた提供をしたい 。」

そこには
遺伝子を改変して
人に臓器を提供するために
産まれてくる子ブタと
その子ブタを産む
母ブタへの言葉はありません。

所詮ブタの命など
人の役に立てば
じゅうぶんではないか。

そういうことなんですか?


ブタの
本来の寿命は
10年~15年。
寿命を全うするブタは
果たして
いるのでしょうか。
ペットとして迎えられるブタを除いて。)



たった一輪の
ペチコート水仙。

よく咲いたね。
冬を越して咲いてくれました。


桜はまた来年の開花を楽しみに待ちます。

命は
続いていくもの。
人の命だけが
特別だと
私たち人間が
考える根拠はいったい
何処にあるのでしょう。

  
春の匂いを
嗅いでいるムギ。

生きているもの全てに
春は訪れるんですよ。

人間が絶ってしまう
生き物にも
等しく春は来るのにね。
……  哀しいね  ……



黒猫さんも黒猫さんグッズも大好きです。
こたちゃんにそっくりではないですか?