いつも読んでいただいて感謝します。

野良猫さんのお母さんに
「 ごめんね  」
と謝りながら
生まれて2~3ヶ月の
子猫を取り上げて
里親さんに託します。

    子猫を捕獲器で捕まえる(さんちゃん)

お母さん猫に
どれだけ謝っても
お母さん猫から
「 いいよ 」と言って貰えるはずもなく
鳴きながら子猫を
探す姿を幾度も見てきました。

   初期医療のために病院へ運びます(いっちゃん)

初めて
飼い主さんがいる犬の
里親さんを探し
譲渡に繋げることを
経験しました。


お母さん猫は
私たちに何も言えないけれど

人と言うのは
【  言葉⠀】を持つ生き物なんだと
改めて思った二十日間。

純真無垢な動物たちと違って

いくら話しても
話しが噛み合わない時もあり

手放すしかないと
その口で言ったのに

あんなに寒い檻の中で
イエローラブくんは
毎日過ごしているのに

  保健所にいたアイン(引き出す数日前)

言いたい事は
山ほどあったけれど
譲渡までは…と
言葉を呑み込む日々。

一緒に行った友人が
「もう行かへん!」
「要らんこと言うてしまいそう!」

人と言うのは……
言葉を話すということは
実はとても厄介なことなのです。

それでも
このイエローラブくんのため
それだけをずっと
ずっと考えてきました。

このラブくん。
二歳までは室内飼いだったそうです。
その後、薄暗いガレージの中に置いた
檻の中に。
暑さ寒さの対策もなく
その一日をほとんどひとりぼっちで
過ごしていました。

それなのに
今になって「 いなくなったら寂しい 」
などと
どうしたらそんな言葉が出るのでしょう。

世話はできない。
手放すしかない。

その言葉に
優しい里親さんを
探し続けたというのに。

5歳で飼い主さんから
新たな家族の元へ。

終生飼育は当たり前のことなのに
何故、捨てられる
犬や猫たち…

どれだけ
この子たちが哀しみ
ダメージを受けているか

人間は犬や猫や
動物たちのこころを
本当に軽く見すぎています。


お腹さえふくれれば
それでいい訳ではありません。

誰が自分を必要としているのか
誰が自分を愛してくれているのか

自分の居場所は何処にあるのか
それを確かめたくて
生きているのです。


1月11日に
友人から来た一通のライン。

今月中に里親を探さないと
この子は保健所へ。
どれだけ胸が苦しかったか
心が痛んだことか……


そして
1月31日。ラブくん。
トライアルに出発しました。

里親希望者さんが
初めて見に来てくれた日は
あの雪の降りしきる日。
ガレージに置いた檻の中
ラブくんは震えていました。
翌日も雪はあったけれど
再び散歩に来てくれました。


そして日曜日。
「 会いに来たよー!」
満面の笑みで
ラブくんに話しかけてくれました。

嬉しいね。
会いに来てくれて
頭を撫でてもらって
リードをつけて散歩です。

春はラブくんに
ひと足早くやって来ました。

嬉しい嬉しい火曜日。
1月いっぱいと言われたラブくん。
間に合いました。

たくさんの応援をありがとうございました。
昨日、ラブくんは
新しいお家に迎えられました。
トライアルですが
きっと大丈夫。
私たちが決めた里親さんは
笑顔がとても気持ちのいいご夫婦なのです。


アインが
保健所から帰っていく私を
じっと見ていたように

ラブくんは
私がガレージを出ると
じっと見つめていたそうです。

どの子も
連れて行ってもらえる!
置いていかれるんじゃない!

そう思っているのです。
そう思いたいのです。

🍀🍀🍀🍀🍀

買い物の時  誰もが

動物のことを考えてくれれば…。


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松山油脂さんのホームページより抜粋


🍀🍀🍀🍀🍀

このロゴは「ヴィーガン」ロゴです。
動物由来の原料は使っていません。

         全ての動物実験に反対します

🍀🍀🍀🍀🍀


  里親さんのお家につきました。
  しばらくは落ち着かないと思いますが
  頑張れ!イエローラブくん!