今年も一年間
読んでいただいて感謝します。

  揃えた手が可愛い!

心の痛い話が多かったのに
読んでいただけたこと
共感していただけたこと

ありがとうございます。

     23日未明。初雪です。

今年の幕開けは
何を書いたのかと見てみたら
『諏訪大社のカエルの生贄神事』
の事でした。

日本に残る最後の
生贄神事です。


毎年元旦に行われる神事です。

生きているカエルをまた
串刺しにするのでしょうか
その苦しむ姿と
五穀豊穣を願うという気持ちが
相容れるとは
私にはどうしても思えません。

神様は慈愛深きもの。
そう思っていますが
昔は
神様が荒ぶると川が氾濫したり
地面が割れたり…
人々は自然を畏れたのです。

それを鎮めるために
人は神様に生贄を捧げました。

最初は人を!
そして次第に人のかわりに
動物を使うようになりました。

今年初めのブログにも書きました。

『犠牲』と言う言葉は
どちらも牛編。
動物を捧げたからです。


時は移り
神様を信じる人も
その神様に生贄を…と思う人はいないはずです。


生き物を使う神事は
もう止めましょう。
神様も人も
そんなことは
誰も望んでいません。

冬眠に入ったカエルを
掘り起こし
串刺しにするのを
神事だから…伝統だからと…
もうそんな世の中ではないのです。

※※※※※ 伊勢神宮の鶏たち ※※※※※

    とても大切にされています。

  春への準備 満開になる日を待ちます。

今年一年で
どれだけの犬や猫たちが
命の期限を区切られたのでしょう。

        写真はお借りしました

【 処分確定 】
生き死にを
たった4文字で
こんなふうに。

この子たちの命は
新しい年を迎えられないかもしれないのに
私たちは胸を踊らせながら
もう新年の準備をしているのです。

この子たちが
新しい年を待たずに
殺処分機に入れられることに
どうして
無関心でいられるのでしょう。


やまぶきさん
教えていただいた
宮沢賢治さんの作品。
『狼森 笊森、盗森』

四人の男が森に聞きます。
『ここへ畑を起こしていいかぁ』
『いいぞう』と森は答えます。

『ここへ家を建ててもいいかぁ』
『よおし』と森は答えます。

『ここで火を炊いてもいいかぁ』
『いいぞう』と森は答えます。

こんなふうに
森と話しながら
森に『いいぞう』と
許しをもらう人間たち。

いつから
人間は自然を
当たり前のように破壊し
許しをもらわなくなったのでしょうね。

自然と向き合い
生き物たちと向き合い
人間と向き合い
私自身と向き合い

少しでも
こころ温まる世界へ

来年は
来年こそは
そういう一年が過ごせますように。

  アインへの温かい言葉ありがとうございます

一年間
拙いブログでしたが
お付き合いいただいて
こころから感謝します。

来年もよろしくお願いします。

  今年も世界では
  紛争や戦争が終わりませんでした。

  テレビの映像を見ていた下の女の子
  『 ジャンケンで決めたらいいのに 』
  『 だれも死なんですむのにな 』
  そのとおりです。

  仲の良いこの子たちを見習って!

年末年始も変わらず
給餌に通ってくださる皆様。
こころから感謝します。
猫さんたちの
命の綱です。
どうぞお体に気をつけてくださいね。