こんばんは![]()
本日は、おはなしをひとつご紹介します![]()
ちいさなおはなしです![]()
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さみしんぼのはっぱ
冷たい地面に降り立ったはっぱは
ほぅっと息をつきました。
そんなはっぱにおしよせたのは
くるしいくるしい
からだをねじるような
さみしいきもち。
はっぱは
長い長いたびを
思い出しました。
「あのとりのおばさんは
元気かな?
つかれたぼくを
おぶってくれた。」
「うみはきれいだったなぁ。
そらとあくしゅして
ぼくをつつんでくれた。」
「ゆきはつめたくて、
でもかわいくて。
いじわるなあのこが大好きだった」
「かぜさんは何でもしってた。
ぼくに、別れた兄弟のことを
教えてくれた。
あんなかっこいいひとに
なりたかったなぁ。」
「おにいさんはげんきかなぁ。
秋のおにいさんは、ゆうやけと
同じ色でとってもうらやましかった。」
「一足先にとんでいったおにいさんが
うらやましくて。
早く大きな世界が見たくて。
ぼくはからだをふるわせたんだ。」
「・・・どうして、あんなにからだを
ふるわせたんだろう・・・。」
はっぱは思い出していました。
やさしくておおきくて、大好きな大好きなお母さん。
はっぱはさいごのいちまいで、
はっぱがとびたつとお母さんは、はだかんぼ
でした。
最後に目にしたのは
さみしそうな、でもやさしい笑顔。
お母さんははっぱを
ひきとめることはしませんでした。
「お母さん。お母さん。」
さみしんぼのはっぱは
さみしくてくるしくて。
でも、そのさみしんぼの
きもちをだきしめて、思いました。
「ぼくは、とりのおばさんみたいに親切で、
うみやそらみたいにきれいでやさしくて、
ゆきみたいに強く、かわいくて、
かぜさんみたいにかっこよくて、
おにいさんみたいに勇敢な、
大地の恵みになるんだ。」
「そしてお母さんのえがおの
もとになるんだ。
ぼくの弟たちのげんきになるんだ。」
さみしんぼのはっぱは
さみしんぼのままで。
そのきもちに泣きそうになりながら、
でもしあわせでたまらないなぁと
思いながら、
またあたらしいたびにでます。
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私は、社会人になってひとり暮らしを始めました。
今まで、家族に囲まれてにぎやかに暮らしていた私は、
どうしてもさみしくなってしまう時があります。
でも、「さみしい」と思うのは、誰かと過ごしたあったかい時間が
あったからだと思います。
「さみしい」と思うとき、
次に大事な人に会うときは、
「もっと素直になろう」「優しくしよう」「いっぱい話そう」
と思います。
さみしい気持ちは
大事な人との時間を大切にしようと思う気持ちに
つながっている気がします。
そう思うと、このさみしい気持ちも
大事にしたいなぁと思って、
創ったおはなしです。
読んでくださり、ありがとうございました



と強く思いました。








