こんにちは。

 

 

渡邉希久子です。

 

 

仕事やらプライベートやら、何やらバタついて

このまま年末に突入しそうな勢いですが

何としてもこれだけは!と思っていた

ゴッホ展へ行って来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴッホの絵画は、本物を観ないと

印刷物とはまるで色彩が違うのです。

 

 

 

初めて、ゴッホの本物の絵を見たのは、20代はじめ。

 

これまでのゴッホのイメージが砕かれます。

テーマとする題材が農夫、老人、娼婦などのモデルさん

描く風景や人物が煌びやかな世界では無いので

土着的なイメージがあったのです。

 

 

ですが、特にフランス時代からの色彩が

何とも洗練された、あるいはポップな色合いでびっくりしたことを

覚えています。

 

あの鮮やかな色彩は本物を観るしかないのだと。

 

 

それは今回の展覧会においても

また新たに新鮮な驚きをもたらしてくれました。

 

 

レモンの籠と瓶

 

この絵は、実物だと、イエローが張って見えます。

ポップな色合いとも言えますが、印刷だと沈んでしまい

濃いめの黄色も実物よりもくすんでいるように見えます。

 

 

 

悲しむ老人

 

こちらの絵も、実物よりも全体的に色がくすんで見えます。

 

ただ、こちらの絵については、この題材で

実際には色彩が鮮やかであるということが

むしろ面白いというか、不思議な感覚になりました。

 

テーマと色彩の距離感があるというか

いわゆる辛い感情的な重しがポップな色彩のせいで

圧が来ない。パラレルな視点から見ているかのようです。

 

 

夜のプロヴァンスの田舎道

 

この今回の目玉とも言える糸杉の絵も、実物と全く別物のようです。

まず、印刷物よりも道がもっと真っ白いのですが

それに違和感がないことも不思議なところです。

むしろ、この世界が本当にあるようなリアルさがあり

景色の様々な要素から、その時、ゴッホが感じ取っていたであろう

高揚感が含まれた空気感が伝わってくるのでした。

 

 

もしかして、ゴッホは、宮沢賢治が持っていたような共感覚

あるいは多感覚といった、特殊な感覚を持っていて

それを絵として昇華することが出来た画家なのかも知れません。

 

 

そんな話を一緒に行った友人と話しました。

 

 

展示を観た後は、上野公園内のオサレなレストランでランチ。

 

 

 

そして、この後、もう一件、清澄白河の知り合いの個展へ足を運ぶのでした。

 

思わず吹いてしまった看板笑い泣き

 

清澄白河、初めて行く街です。

 

 

 

 

これまたオサレなお店の久島弘子さんの個展。

 

 

 

 

 

 

 

トイレ一面に描かれた絵。

 

お客さんが居るので、あまり写真は撮れませんでしたが

寒色系の色彩と形が自由に飛び交う素敵な展示でした。

 

 

 

こちら、購入した絵葉書。

 

 

この日は、流石に10000歩越えでしたね。充実。

 

 

 

 

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大人が本来の輝きを取り戻せるセラピーだと捉え

大人のための絵と絵本の制作・活動をしています。