こんにちは。
渡邉希久子です。
もうすぐクリスマスですね。
マタイ受難曲を聴きながら仕事をしています。
クリスマスはキリスト生誕を祝うおめでたい日ではありますが
イエスキリストの生涯というのは
マタイ受難曲が表すように、十字架に架けられるまでの経緯は
受難も受難であり、凡人の頭では想像を絶し、とても耐え難いものです。
イエスは自分がこれから遭うであろう受難を弟子達に予告しながら
物語は進みます。
イエスに忠誠を誓う一番弟子のペトロには
「鶏が泣く前に三度お前は私を知らないと言うだろう」
と予告し、その時ペトロは否定しますが
その通りの事をしてしまい、直後に激しく後悔します。
弟子のユダはイエスを引き渡す報酬として金を受け取り
イエスは捕らわれ、囚人として処刑されます。
イエスの受難は
罪のない自分が十字架に掛けられる事の他にも
信頼している弟子達に裏切りを受けるということがあります。
そして、その裏切りを
なおも赦すというものです。
民衆は、罪を犯した者を赦免することを要求し
罪のないイエスを十字架につるせ！と叫びます。
全て事の成り行きを知った上で
十字架に架けられるイエスキリスト
人の心の弱さというものを熟知していたのでしょうか。
人の心の弱さを赦す。
人が人としての誇りを持ち、自分自身を裏切らないこと。
マタイ受難曲を聴いていると
そういうメッセージも込められているように思うのです。
1日1枚描いてアップ23日目。
渡せなかったもう1枚の魂絵
（以前描いたものに加筆しました）
清らかに安らかに
あなたの魂に恥じぬよう
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絵や絵本は子供だけでなく
大人が本来の輝きを取り戻せるセラピーだと捉え
大人のための絵と絵本の制作・活動をしています。