こんにちは。

 

 

渡邉希久子です。

 

 

宮沢賢治の童話の世界は

賢治の思想の中で中心とされている

宗教(法華経)、芸術、科学の3つの視点から

捉えられる内容が詰まっていると思われます。

 

 

物語の中では「こうありたい」と願う理想像と

人間として当たり前に存在する負の感情

慢心、怠惰、嫉妬、差別、いじめ、などなど

理想の世界と泥臭い人間の感情との間で葛藤する心理劇が

よく出てきます。

 

 

 

ただ、童話を読んでいると分かるのですが

倫理的な内容が含まれていたとしても

その中で「これが正解です」というものは提示せず

結論らしい結論に至る作品は少ないかと思います。

 

 

こんなドラマが展開しましたが

「あなたはどう思いますか」

 

と問いかけられているように思うのです。

 

 

そういう意味でも賢治童話を前に

ディスカッションするのはとても面白く

「私はこう思う」「私はこう感じた」と

意見が違ってもいい、違ってなお面白いと

思えるような大きな器が賢治童話にはあるのです。

 

 

私が賢治作品に惹かれる理由のひとつはここにあって

答えは一人一人の中にあるという事を

童話自体の面白さと魅力を携えながら

自己啓発の本よりも自然に考えされられる

そういう要素が大いにあると思うからなのです。

 

 

また童話ということから

どういう人にも(小さい人にも)

読む事への敷居の低さも好きなのです。

 

 

 

昨日、前から一度お会いしたいと思っていた

からすうりさんの宮沢賢治お茶会に参加してきました。


宮沢賢治の年表

 

 

からすうりさん、花巻出身だそうで賢治への知識も洞察も深く

お話していて、とても楽しかったです。

 

春と修羅の原稿の複製を持っていらっしゃいました。

 

 

賢治の肉筆を見ると、これまた生々しく

実際にこの世に生きてきた体温を感じます。

 

 

からすうりさんの賢治お茶会は

知識を出し合うようなものではなく、全然ハードル高くないので

あまり賢治を知らなくても参加していて楽しいかと思います。

 

 

今後は定期的に開催されるとのことなので

注目していてくださいね。

 

私もいるかも(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから

皆様、お忙しいとは思いますが

今年最後のイベントになります。

 

 

12月18日に「魂振る音」のワークショップを開催します。

 

私は魂振る音(たまふるおと)を発声する方が

響きとその方が一致するところを

墨絵で表します。

 

 

視覚の効果で、より魂振る音の響きを

体感して欲しいというのが狙いです。

 

 

来年に向けてぜひ体感してみてくださいね。

 

 

 

イベントのお申し込みはこちらから。

 

右矢印「魂振る音」と響き綴る画ワークショップ

12月18日13時〜 三軒茶屋トロワ・グレース

参加費 15000円

 

詳細はこちらから

イベント予約はこちら


 

 

ネットショップ開設しました

 

 

 

HPはこちらです

 

 

右矢印「花と私」

対面またはZOOMセッション後 

イメージする絵を作成 額装まで

 

詳細はこちらから

 

右矢印「魂の望む最高のあなたを描く」

対面またはZOOMセッション後 イメージする絵を作成

 

予約日程と詳細はこちらから

 

右矢印「あなただけの天使」

対面またはZOOMセッション中 イメージする絵を作成

 

予約日程と詳細はこちらから

 


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絵や絵本は子供だけでなく
大人が本来の輝きを取り戻せるセラピーだと捉え

大人のための絵と絵本の制作・活動をしています。