こんにちは。

 

 

渡邉希久子です。

 

 

毎週楽しみにしているドラマがあります。

 

 

「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」

 

 

http://www.nhk.or.jp/dodra/yakeben/

 

 

今回のテーマは「いじめ」

 

 

 

今回の話は、中学の学校内で女子生徒による4対1でのいじめが行われ

いじめられた女子生徒が飛び降り自殺を図るところから始まります。

 

 

女子生徒は一命を取りとめますが

その後、学校での対応は、いじめた側を指導しようとしますが

いじめた側でその事を認めない親が現れ

また、学校も早く事の収束を願うため

いじめた側の生徒に対し罰則や厳しい指導などは行いません。

 

 

いかにも、リアルな話の設定です。

 

 

ただ、このドラマの中には

スクールロイヤーという学校弁護士が存在し

いじめられた側の生徒の尊厳を主張し

いじめた側の生徒を転校させるなどの

処置をする事を促します。

 

 

ところが学校は事を大きくしたくないという保身のため

いじめた側の生徒に校長から転校を促すという対応がなされます。

 

 

 

 

 

 

いじめをした側ではなく

いじめをされた側に転校を促す学校。

 

 

いじめをした側の親は子供が悪いことをした事が認められない。

 

いじめられる側にも問題があるのではないかと言い出す始末。

 


子供が後ろめたい事をしてしまった場合、親はその罪を受け止め、

犯した本人が罪を受け止めることこそが愛情なんじゃないだろうか。

 


いじめをした側の子が

学校や親がそんなに問題のなかった事となかった事のようにしてしまえば

その子が悔い改める機会をみすみす逃してしまう。

 

 

その子の将来の姿を本当に考えていると言えるだろうか。

 


子供を守るという事はそういう事ではない。

 


学校は事を大きくしたくないために

親は自分の子供が罪を犯した事を認めたくないために

全て子供のためではなく、大人の都合なのだ。

 

 

そう感じました。

 

 

とても他人事ではない、そういう内容です。

 

 

 

この本は「君たちはどう生きるか」の漫画版です。

いじめがテーマの話ではありませんが

 

 

人は誤ちを犯すもの

そしてその後どう生きるのかを

選択できるのも人

 

というテーマが描かれています。

 

 

この漫画の主人公コペル君は

とあることで友達を裏切ってしまいます。

 

 

自分の事を卑怯者と思い

それがきっかけで学校へ行けなくなってしまいます。

 

 

一方、コペル君には尊敬するおじさんがいて

彼に向けてのノートを書いていますが

 

 

コペル君のお母さんは、そのノートをそっと渡すのでした。

 

それにはこんな事が書かれています。

 

 

抜粋ーー
苦しみの中でも、一番深く僕たちの心に突き入り、僕たちの目から一番つらい涙をしぼり出すものは、

ー自分が取りかえしのつかない過ちを犯してしまったという意識だ。

 

(中略)

 

自分自身をそう認めることは、ほんとうにつらい。

だから、たいていの人は、なんとか言い訳を考えて、自分でそう認めまいとする。

 

 

-----

そして人間である限り、過ちは誰にだってある。

と言った上で以下の事を書いています。

-----

 

 

「誤りは真理に対して、ちょうど睡眠が目醒めに対すると、同じ関係にある。

人が誤りから覚めて、よみがえったように再び真理に向かうのを、私は見たことがある」

 

というゲーテの言葉を用いて

 

 

自分で自分を決定する力を持っているがゆえに

誤ちを犯すこともある

 

しかし、自分で自分を決定する力を持っているからこそ

誤りから立ち直ることもできるのだ。

 

 

という事が書かれています。

 

 

 

 

人が人になる

 

人は誤ちを犯した後、それを悔いいることから

次への成長が始まるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

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