こんにちは。

 

 

渡邉希久子です。

 

 

前から行きたいと思っていたルドン展に行って参りました。

 

三菱一号館美術館 20日まで

 

 

三菱一号館美術館から見た中庭

 

 

この美術館は建物自体も素敵。

天井が高く作られていたり、ドアに重厚感があったり。

 

 

 

これはレプリカですが

この絵が元々壁画で、かなり大きなものとは知りませんでした。

 

実物には圧倒されます。

 

 

自分の絵も今、ちょっとした変革期を迎えていて

 

より私の中でしっくりくるものを求め試行錯誤しています。

 

 

それもあって

 

何か少しでもヒントが欲しいという事もありました。

 

 

ですが、この美しい色彩の絵を描く作家に感銘を受けるとともに

 

黒の時代と呼ばれる植物の中に顔や目がある絵において

 

改めて、作家にどのような動機が基になってこうなるのか

 

不可思議に思うのです。

 

 

ルドンは植物のミクロな世界を研究していた人物との親交があります。

 

展覧会の解説によれば、その植物の見える世界と見えない世界の中の

狭間の世界を描こうとしていた、とあります。

 

この絵のタイトルは

 

「起源」Ⅱ. おそらく花の中に最初の視覚が試みられた

 

 

というものなのですが

 

何故この目なのだ?と

 

私は素朴な疑問を持つのです。

 

 

というのも、

 

この絵がそもそも不気味な絵を描く

 

という動機なら分かるのですが

 

 

後々、とても美しい花の絵を描くというのに

 

植物についての造詣が深いにも関わらず

 

花の最初の視覚という意図では美しく描こうとしていない。

 

 

あえて「この目」を描くことに

 

ルドンという作家の底知れない世界を

 

垣間見るように思うのです。

 

こちらのタイトルも「起源」

 

 

「神秘」

 

↑花の絵がとても綺麗なのに

人物のお顔をこう描くのは何故なのだ。

 

 

とルドンに聞いてみたいです。

 

タイトルが「神秘」ですし。

 

 

何はともあれ

 

とても良かった展覧会でした。

 

 

20日までなので

お早めに。

 

 

 

 

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