こんにちは。


暖かくなってきてあちらこちらで
ミモザが花を咲かせているのを
見かけます。


我が家にあるミモザは
山吹色に近い黄色の花ではなく
レモンイエローの花を咲かせます。






まだ蕾ちゃんではありますが
昨年初めて花を咲かせ
6年目の育ち盛りで
今年は沢山花を咲かせてくれそうです。


このミモザの花が咲いた後
剪定をするのですがこれがまた大量で
今年はお花を使って何かできないかと企画中です(^∇^)



さて、昨日のランチで
江戸時代の職業の話になりました。


江戸時代の職業は物凄く多様化していて
なんとも多くの職種が存在していました。



金魚売り、風鈴売り

下駄の歯入れ屋(神社仏閣の裏門等で仕事をする)

樽拾い(空き樽や空き徳利を回収)

焼継屋(茶わんや陶器などの破損修理)

縫箔屋[ぬいはくや] (着物などに金銀などの色糸で縫い取りをする職人)

けだもの屋・山奥屋・ももんじ屋(獣肉の鍋料理を食べさせる店)

他にも
人の人糞を肥溜めとして運ぶ仕事あり
瓜を冷やす番をする仕事があり



当時の庶民の暮らしぶりは
現代を生きている我々にとって
想像しがたい厳しさがあったとは思いますが


貧しくともどうにか生きていける
相互補助的な寄り合い精神の中で
多種多様な仕事が生まれたのでは
ないかしら

と想像します。


それから、どんなものでも使えないかと工夫して
また、それを楽しんでいるように思えます。
そして、物質的には貧しくとも
心豊かな生活だったのではないかと。


草月流生花の師範の免許を持つ友人との話の中で
生花が武家の文化から民衆の愉しみと広がったのも
この時代であったと聞きました。




一方、現代の方が圧倒的に便利で
余程選択肢の自由がある筈なのに
どこか息苦しさを感じるのは
何故なんだろう

と考えたときのひとつに


普通でなければいけない
目立ってはならない


という日本人特有の気質が浮かび上がります。

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もっと、多種多様であっていい

いろんな人がいていい

右か左か上か下か
決めなくていい

と、楽になるのになあ
と思います。



自分は自分でいいと
思えると
これまた楽なのです。