私の実家は杉並区の西荻にあるのですが、その西荻に昔から原石を販売しているお店があります。

先日、西荻へ行く用事があったので、鉱物好きの8歳の息子と一緒に「そのお店がまだあるかな」と思って行ってみたら、


ありました!宝石ブルー

その店の名は
ザ・ストーンズ・バザール



店に入った途端、息子は


「黄銅鉱ってあるかな~」


と、また、黄銅鉱【おうどうこう】の話に。。。

おじさんは、

「あるよ~」

と言って、ささっと出してくれたのが

黄鉄鉱【おうてっこう/パイライト】
鉄の成分を含む鉱物、ちなみに、息子が好きな黄銅鉱は銅を含みます。




息子には申し訳ないが、こっちの方が綺麗。ドキドキと、母は思ってしまいました。

沢山の品が置いてある店ですが、黄銅鉱は地味過ぎて置いてありませんでした。。。

いつか、君の趣味が合う人が見つかるといいね。

西荻には、この店の他にも、鉱物BARと呼ばれるBARがあるようで、非常に興味をそそられるのでした。



ところで、宮沢賢治の童話好きの人は、よくご存知かと思いますが、その童話の中には沢山の鉱物が登場します。それもあって、宮沢賢治が好きな人は、鉱物が好きな人が多い。

私は、息子ほどの鉱物好きとまではいきませんが、山梨県塩山市にある水晶山という山で、水晶を拾ったことがあります。
20年位前の話なので、現在はもう、どうなっているか分かりませんが、かつては、勝手に山に入って水晶を拾うことができたのでした。

その水晶は長い時を経て、今では息子の鉱物コレクションの箱に収まっています。



宮沢賢治 宝石の図誌/平凡社

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そういえば、今年に入って朗読絵本として作った「双子の星」の中にも水晶が登場します。双子の童子、チュンセ童子とポウセ童子が住んでいるお宮は水晶でできていました。










私の宮沢賢治好きと息子の鉱物好きは、長い時を経て、いつの間にか融合していたように思いました。