SoLiTaRy SpiriT -7ページ目

030 幻想


秋風は涼しく
虫の音が
遠き日を連れてくる

月明かりに
輝く水面

懐かしさと切なさ

それは幻?

帰りたい
帰りたい

儚い幻想

029 現状維持

何の事はなかった

1年と3ヶ月
一緒に暮らした
何も変わらなかった

だだ其れだけの事

何て事はなかった
なかったのに

1日中
流れる涙は止められなかった

028 血液

キミの胸に頭を乗せて
聞く音が
心地良くて

キミの中を流れるモノが
知りたくなった

切り刻まれる感情は
血を流す事はなくて

少しの矛盾を感じた

キミの音は
それでもやっぱり
心地良くて
大事に大事にしたんだけど

そこに流れるものは
何だか分からないまま

心は切り刻まれて逝く