皆様こんにちは。小笠原です。
高知は梅雨入りし、これから
雨の天気が続きそうです。
こんな雨の日は「水の戯れ」を聴きながら
ブラックホールに飲み込まれるような感覚に酔いしれたいものです
(飲み込まれたことないけど。)
ところで・・・
「ピアノが弾けたらかっこいい」
「音楽は敷居が高い」
「別にピアノを習わせるつもりはないから
もっと役立つ英語やスポーツを」
「お金がかかるから・・・」
「結局音楽をやって何が身に付くの。」
そんな風に疑問をお持ちの方・・・
ちょっと待ってください!!
今日のテーマはズバリ!
「音楽が子供に与える影響」について
お話ししていこうと思います。
前回、「脳の発達」にて
「幼少期の脳は量、繰り返しを大切に
質の高い刺激を与えるとよい」とお話ししましたが
その「質の高い刺激」。
その一つが「音楽」といえます。
「五感」という言葉がありますが
皆さんどれほどこの五感についてご存じでしょうか。
「五感」とは
「外の世界(自分以外の存在)を認知する為の
大変重要なセンサー」のことで
生きていくうえでこの五感が発達していなければ
様々な支障が出てきます。
・人とのコミュニケーションがうまく取れない
・自分の気持ちが理解できずコントロールできない
・空気が読めない
・人の気持ちが分からない
他にも語学が苦手な人は
ひょっとすると「音を聴き取る」感覚が
弱い場合もあります。
この五感という感覚は
生まれながらに備わった感覚ではありますが
脳の神経回路が発達していなければ
十分に働くことはできません。
つまり、基本的な仕組みは作られていても
「刺激がなければ神経回路がつながらず、発達しない」
ということです。
ですので、生まれてからいかに沢山の
そして質の良い刺激を与えられるかが
とても重要なのです。
音楽は、この「五感」をフルで使います。
以下、五感という観点からみた
音楽のメリットです。
「音を聴く」: 語学の発達・人の言葉を聞き取る
リズム感・音感・会話力・分析力・
表現力・想像力…他
「楽譜を見る」: 読解力・語学の発達・論理的思考
探究力・理解力・集中力…他
「楽器に触れる」: 手指の刺激・器用・
運動機能の向上・ 心身の発達
皮膚を通じての分別力・…他
ちなみに皮膚は露出した脳と言われておりますが
それだけ影響力が大きいのです
「嗅覚」: 音楽そのものでいうと
直接的に嗅ぐということはあまりありませんが
corazonではオリジナルリトミックや
感性の取り組みを通して
「嗅覚」にも働きかけます。
分別力・自律神経の発達・安心感・記憶力…他
「味覚」: こちらも嗅覚同様
感覚機能の向上・分別力・安心感・・・他
また、音楽に普段あまり慣れていない為、
聴きなじみがない赤ちゃんや子供さんもいますが
その子にあった良質な音楽を、繰り返し沢山聴くことで
必ず、良い影響があります。
音楽の道に進まなくとも
「リズム感や音感」はかなり役に立ちます。
英語をはじめとする語学の聴き取り
運動神経ともかかわりのある「リズム感・音感」
絶対音感は特別だと思っている方も多くいますが
「音感」はほぼすべての人が持っている力です。
その力を伸ばすか伸ばさないかは
「努力」と「刺激」次第。
特に0歳から3歳頃までは
大きな努力をせずとも自然と発達しやすいのです。
3歳から6歳頃までも
まだまだ、わずかな努力で発達する時期です。
ぜひ、将来的に
音楽をやる子もやらない子も
一度体験レッスンで「モーツァルトコース」を
体感してみてください。
次回は
「私たちが目指す早期教育」についてです。






