今日は、はじめに、「塩はどうやってできるか」の話をしました。


「海からできてるんやでー」と知っているお友達もいました。


海の中の岩などにナトリウムと言う塩の元が含まれていて、それが流れ出て、水の中の「塩素」とくっついて「塩」ができます。

岩塩の写真も見てもらいました。


私たちは海の水を熱して、塩を取り出しています。


そのようにして作られた塩には色んな不思議な力があります。

それを調べる4つの実験をやりました。


まずは、キュウリに穴を開けて、塩をつめます。

そして、しばらく置いておきます。

その間に別の実験です。


小さなじゃがいものキューブを見せ、これは水に浮くと思うか問いました。
多くのお友達が浮くと考えましたが、水の中に入れると沈みました。

その中に塩をたくさん入れると・・・

少しづつジャガイモが浮いてきて……
なんと、じゃがいもが浮きました❗️


これは塩水の方が水より重いため浮きやすくなるのですが子供たちには難しい話なので詳しくはしていません。
が、塩水は浮きやすく、人もプールより海の方が浮きやすい話等しました。

そうこうしているうちに、塩を盛ったきゅうりを見てみると・・・


水がいっぱい出ていました。
次に氷に毛糸を垂らして、上に塩をかけて、しばらく置きます。

そして、そーっと持ち上げると……

氷が釣れました~😆
塩は温度を下げるので、溶けて水になった表面が毛糸と共にまた凍るので、つり上げることができるのです❗️

が、この実験は、塩をかけすぎると、塩が固まって塩の固まりが釣れてしまったり、早く上げすぎて上手く釣れなかったりで、上手くいかないお友達もいました。😓
お家でもできるので、ぜひまたお家でも挑戦して欲しいです😊

最後に面白い実験😃
水を入れたコップに食紅を振り入れました。
すると、浮かんでいた粉が溶けて、ゆらゆらと水の中に落ちていきます。
それがとても綺麗で子供たちは「うわー❗️」と声を上げて見ていました😄
だんだん混ざって、水色の液になっていきます。
その中に油を注ぐと・・・

キラキラととても綺麗です。
しばらくすると、水と油が別れて二層になります。
それだけでも子供達にとっては不思議で面白がっていました。
その中にスプーンで塩を入れると・・

ブク・・・ブクブク、と泡が出てくる様子は、まるで海底で火山が吹き出しているようでした。



子供達は何度も何度も飽きることなく塩を入れて、その様子を楽しんでいました。
「これ、持って帰りたい❗️❗️」というお友達が何人もいましたが、油も入っているので、上手く持ち帰れない事を伝え、渋々断念してもらいました🙏

青く色をつけたのは海底火山っぽくしたかっただけなので、色をつけなくてもできる実験です。
お家でやってみてください❗️

今日は塩を使って、いくつもの実験を楽しみました😊

お友達を待つ間に皆で考えたのは「塩」のつく言葉。

塩に「土」という字が入っているのは、
海水を「土器」に入れて、煮て作った事や「塩田」で干して作った事が関係しているようだということを話しました。