小学生~の物作りと実験の教室、きっずくらぶです。
今日は「物の転がる早さ」について実験しました。
まずは、大きなビー玉と小さなビー玉。
どちらが早く斜めの机を転がっていくか❓️
早いと思う方に手を上げてもらい、何故そう思うのか問いました。
これには嬉しいほど手が上がり、いろんな意見が出ました。
実際にやってみると・・・
大きい方が早かったり、小さい方が早かったり・・・❓️❓️❓️
実は、重さの違う玉でも理論的には同じ早さのはずなのですが、大きさが違う事により空気抵抗や摩擦抵抗が生まれてくるので、手を離すタイミング等にもより違いがでてきます。
では、積み木とビー玉ではどちらが早いだろう❓️
これはほぼ全員ビー玉が早いと答えました。1人だけ積み木と思ったお友達がいたので、そのお友達に代表で実験してもらいました。
結果は、「ビー玉」が早かったです。
何故だろう❓️と問うと、多くの手が上がりましたよ😃
書き切れないほど、いろんな意見が出ました❗️
さすが3年生❗️「ビー玉は点で机に触ってるけど、積み木は机に触れている部分が多いから摩擦が生まれて遅くなる❗️」と、完璧な答えも出ました。
それじゃ、ガムテープとビー玉では❓️
先ほどの考えから、1年生もガムテープの方が机に触れてる部分が多いから遅いとしっかりわかっていました😊
次に4~5人づつのグループに別れて、「大小のビー玉、木の玉、ガチャガチャケース、テープ」を渡し、自分達で実験内容を考えて実験し、結果を発表する、という活動をしました。
実験の前に発表する人を決めてもらい、その人はメモを取るということもやってもらいました。
「実験する前に、予想をしてみよう❗️」と提案するお友達のいるグループもありました。
ガチャガチャのケースの中にビー玉等を入れた物はとても面白い転がり方をしました。何故だろう❓️と問うと
なんと、1年生のお友達が、「中でビー玉が動くから、ビー玉とケースの転がる早さが違うからカクカクして動く❗️」と答えてくれましたよ❗️
各グループで20分ほど実験したあとで、グループごとにどんな実験をしたか、結果はどうだったのか、発表係さんに皆の前で発表してもらいました。
次に持ってきてもらったペットボトルを使って、「空、水入り、水のり入り、ガラス玉入り」でどのように転がる早さが違うかの実験をしてもらいました。
今日の活動はグループで話し合ったり、力を合わせて実験したり、予想したり、何故だろうと考えたり、発表したり・・と、盛りだくさんでした。
想像以上に子供たちは良く考え、意見を言ってくれて、感心しました😊
問う度に、一度に10人くらい手が上がるので、全員に答えてもらう時間がないほどで、できるだけどの子も一度は発表できるように当てました。
グループ活動なので、ふざけあったり、あまり参加しないお友達がいたりしないかと少し心配しましたが、どのグループも真剣に実験してくれて、本当に嬉しかったです。
皆で確認の実験を見守る時などは、全員が息を呑んで結果を見守っていて、クラス全体がひとまとまりになるような空気感を感じました。
最後はガチャガチャケースにビー玉を入れた物の進化版、「繭玉」を作って転がしました。
難しかったお友達は、ぜひ、お家で挑戦してみてくださいね😃
今日の漢字は3年生で習う「転」でした。
右は「車」左は「手で糸巻きを回している様子」です。