小学生~の物作りと実験の教室、きっずくらぶです。

今日の、お友達を待つ間の漢字クイズは「光」。

前に「見」という字をやりましたが、この時は人の上に目がついている絵から生まれた字で、それがヒントとなり、すぐに子供達は「光」と当てました。


主活動では、「科学変化」って何?という話からしました。

科学変化とは、簡単に言うと「何かと何かを混ぜて、違う物になること」です。

混ざるだけでなく、別の何かになること。


別の何か・・・
色が変わったり、形が変わったり、温度が上がったり、下がったり・・・
色んな科学変化があることを今一度話しました。


黄色い絵の具の水と、青い絵の具の水を混ぜると緑になります。


それは科学変化でしょうか?

科学変化ではありません。

青いセロファンと赤色いセロファンを重ねると紫になります。
離すとまた、青と赤色に戻ります。
別の色になったわけではありません。
混ざっただけなのです。


今日は「混ぜると光る」と言う科学変化と「混ぜると温度が上がる」と言う科学変化を実験してみました😊

まずは、温度が上がる実験。
鉄と空気が混ざると酸化します。
押しピンが茶色くなったり、鉄でできたものが赤茶色くなったり、「さびる」事です。

実はさびる時に温度が上がるのです。普通はゆっくり鉄と空気が混ざるので温度が上がることは感じません。
一気に混ざると…温度が上がり熱を感じます。

今回の実験で使う「鉄」は「スチールたわし」。
一気に空気と混ざってさびるようにするために「鹿沼土」と「塩」をスチールたわしの入った袋に入れます。



そこへオキシドールをいれて、揉むとあっという間に温かくなります。


空気がよく触れるように、上部を開けて、こぼさないように、全部がよく混ざるように揉みます。
「うわぁー❗️暖かい😆」
「熱いくらいやー❗️」
火も使わず、とても熱くなるので、皆びっくりです😃
3分もすると、だんだん冷めてくるのですが、スチロールの色のかわってない(まだ酸化してない)部分にオキシドールをかけると、また、酸化がはじまり、温かくなりました。

次に2つの液を混ぜたら、光るという科学変化。
こぼさないように気をつけて、小さな瓶に発光液を入れます。

続いて、酸化液をいれると……

ピカーっと、光だします✨
「うぉーー😆😆」と、声が上がりましたよ❗️
「先生、電気消してー❗️❗️」


とっても綺麗でした✨✨

光は翌朝にはだんだん光らなくなります。注意点や処分の仕方など話をし、手に液がついているかもしれないので、手を洗ってから部屋をでてもらいました。

今日は「温度が上がる」「光る」という、2つの科学変化を楽しみました。
どちらも、子供たちにとって、面白い実験でした😊