小学生~の物作りと実験の教室、きっずくらぶです。


今日もはじめは漢字クイズ。

この漢字、な~んだ❓️

ヒントは生き物。

すぐに「竜」だと気がつくお友達がたくさんいました。

「子丑寅……」干支では「辰年」とかき、「竜」という字ではありません。

これは、後から動物と結びつけたので、字と関係ない年が少なくありません。

また「辰」は二枚貝から足が出た絵から生まれた漢字です。

そんな話もしました。


今日のはじめの実験は「静電気の実験」

子どもたちのほとんどが「静電気」という言葉を知っていました。

まずは、下敷きで頭を擦ると髪の毛が・・・



どなたも小さな頃にやったことがあるのではないかと思います😁

どうしてそうなるのか?

それは、静電気が起きているからなのですね。

どんなものにも➕と➖の電気を持っています。
それは、➕と➖、同じ数を持っていて、それだけでは電気は起きません。

擦ると、その➕と➖の電気が動き出します。

そして、絵のように動いて、➕ばかり、➖ばかりになります。 

すると、➕と➖は仲良しで、引っ付きたがります。
だから、髪の毛が下敷きにくっつくのです。
擦ることで、➕と➖の電気が動き出すのですが、物によって動きやすい物と動きにくい物があります。

今日は動きやすい物を使って、面白い遊びをしました。

メラニンスポンジを細かく切ったもの、ティッシュ、ストローなど色んな物を使って、静電気を起こして実験です。

擦った下敷きをメラミンスポンジに近づけると・・・

下敷きにスポンジがくっつきました。
下敷きだけでなく、服や髪の毛やいろんなものにくっつきます。


メラミンスポンジを下敷きに擦り付けて手を離すと、跳び跳ねる事があります。
電気が動いて、➕同士、➖同士が近づくと、反発して、ピョン❗️と飛んだりするのです。

次に人形に切ったティッシュで遊びました。
これも、人がつれたり、2本のストローを使うと面白い動きをします。


人形を手ニモって、擦ったストローを近づけると、人形の手がストローに近づこうと動きます。
ストローを手前に動かすと人形も手前に動きます。人形が体操するようでとても面白いです。
静電気実験の最後は、ハッポースチロール玉をビニールに入れて空気を入れてパンパンにし、よく振ると…
玉がビニールの色んな所にくっつきます。
その、くっついた玉に指を近づけると
玉がピヨーンと、跳び跳ねるように動くのがとても面白いです😆

子供たちは次々と面白い発見をして、興奮気味に知らせてくれました
😀
どれも、擦り合わせたことによって電気が動き、偏り、➕と➖が引き合うことによって起こったのです。


次に「表面張力の実験」。まずは表面張力という言葉について簡単に話しました。


宇宙では引力が働かないので、水は丸い形になろうとします。
コップに水をたくさん入れ、ビー玉やおはじきをそーっと入れていくと…
コップの淵を過ぎてもまだ水はこぼれず、盛り上がったようになっていきます。

水は手を繋いで、丸く、丸くなろうとしているのがわかります。

触ってみると、膜を張っているようにも感じます。
上に紙コップを乗せることもできます。

この実験はグループで順にビー玉を入れていき、誰が水を溢してしまうかというゲームとしてやったので、とても楽しんでくれました。
こうして表面張力というものに触れてもらいました。

今日は静電気と表面張力という、二つの実験を楽しみました😊