これは、私が実際に体験した、ノンフィクションの恐怖の物語である。

決して生半可な気持ちで読むべきでなない
同様に、決して生半可な気持ちでアラレを食するべきではない。。
特に硬いヤツは。。。
これを書いたところで、誰かのためになるとは到底思えないが、
筆が進むに任せて、今日は推理小説タッチで書いてみようと思うのであるのである
また、
読むも読まぬも、完全に個人の選択であって、
「チクショー、こんなもの読ませやがって時間のムダだったろ」
などの、
読後のいかなるクレームも受付けない所存である旨、
先にお伝えしておこう
では、はじまりはじまり






















恐怖のアラレ 


その夜、私は無性に疲れていた。
いつものように帰宅して、
飼い猫の頭突き攻撃を受けながら、
自分のご飯より先に彼女に夕飯を提供した後、
何はともあれビールを開けた。
「プシュ!!」
この音を聞くと、疲れの半分はすでにぶっ飛んだ気がするから不思議なものだ
ちなみに黒ビールが最近のお気に入りだ
ほんとはドイツの黒ビールが好きだが、
ないものは仕方ないので、第三のビールで攻める。
取り敢えず口に入るものを、と買ってあった塩味のアラレパックを開封した
特段美味しいとも思わないが、
ビールにはちょうど良い塩辛さだ
ちなみに私は常日頃から、
植物油脂の摂取はやめた方が良いと方々で吹聴しているが、
私が今まさに口にしようとしているこのアラレは、
植物油脂の固まり以外の何者でもない。。
口ではさも正しいと思われるようなことを言っておきながら、
自らは全く反対のことをするヤツ。。
矛盾に満ちた私の行動は、
まさに現代社会の規範に則ったものであると言えよう
とにかく私は疲れていた
お腹が空いていた
何も考えずに、youtube動画を見ながらバクバク食べていたら、
気付いたらアラレ一袋が空になっていた。。
「やっちまった!」と思いながらビール缶に残った最後の一口を流し込んだ
が、何やらおかしいぞ、喉に違和感がある
あれ?
あれれ?!
あられ????!!!
とその瞬間、私は今しがたの自分の軽率な行動を猛烈に後悔した
ほとんど噛まずにビールで流し込んだアラレが、
喉の変なところに詰まっているではないか
慌てて水をがぶ飲みし流し込もうにも、咽頭部から
それは落ちていかない。。。
ヤバい、
このまま窒息死するのでは?!
と思い上を向いて
自ら気道確保をしてみたが、息は吸えているようだ。
そりゃそうだ、餅じゃないんだから。。
でも、でも、ごっくんと唾を飲み込む度、
喉の奥に突き刺さっているようなアラレがどうにも痛いのだ。。
一袋一気に食べたので、アラレのバチが当たったのか、、
ああ、あの時アラレを開けなければ
せめてもう少しよく噛んでおけば、、
後悔するも、今となっては後の祭り。。
一夜が過ぎた今でも私は喉の奥にわずかな違和感を感ずる。。
まさか100円の特売アラレにより、こんな大惨事が引き起こされるとは。。
恐るべし、恐怖のアラレ
。。
もう当分アラレは食べないぞ
このアラレの破片が、突然変異型となり
私の体内を蝕むことがないことを、切に願うのみである。。
これを最後まで読んでくれた物好きな方々も、
くれぐれもアラレの一気喰いには
気を付けられるよう、切に願う。。
オシマイ




注:
私の名誉のために言っておくが、
こんなことを真剣に書いているからと言って、
私は決して暇な訳ではない
決して、
イヤ、
絶対に、
そんなはずは、ない。。。。。。