京都文化博物館で
2026.1.10(土) 〜 1.25(日)まで
開催されていた
京都府新鋭選抜展を見に行った。
どの作品も間近で見ることができるので、
どのように制作されているのかが
見えることも楽しかった。
最優秀賞 山下茜里
「ULTRA PLINNIAN」
ろう染めの技法を使った立体作品。
鮮やかな色に目を惹かれた。
よく見ると身体のパーツの
組み合わせで出来ている。
タイトルのUltra-Plinianとは
地球規模の環境変動を引き起こすような
破局噴火のことだそう。
生々しい感じとすごい迫力で圧倒された。

優秀賞 松本悠
「イメージのあなた」
不穏な雰囲気が伝わる作品。

京都新聞賞
奥野久美子 「共食の残像」
女性がやわらかい線で描かれているので
可憐な作品だと思った。
でも近づいてよく見ると、
背景には、うごめく生き物が
びっしりと描かれている。
奇妙な取り合わせに心惹かれた。


朝日新聞社賞
吾郷 佳奈 「Ego Portrait」
はじめは、線がランダムに
描かれているだけに見えた。
よく見るとあちこちに顔が描かれている。
いろいろな表情の顔が線でつながれている。
人間の内面にはいろいろな感情が
複雑に絡み合っている。
そういうものを描いているのだろう。

毎日新聞社賞・関西日仏学館賞
高橋 弦希
「ガラスと0mmで接しているタワー
(を見上げている)」
コピー機に建築模型が逆さにかぶさっていて、
その場で複写できるというもの。
発想が面白いと思った。


読売新聞社賞
さかい はるか 「息づく星」
色鉛筆で描かれた作品。
美しくて見入ってしまった。

産経新聞社賞
森田 志宝 「漆束 -Urushi Bundle-」
黒が輝いていて、きれいだった。

日本経済新聞社京都支社賞
赤松 加奈 「夏のあさ、鶏の声」
太陽の光が眩しすぎて、
景色が白く見えることがある。
そんな景色を描いているのだろう。

NHK京都放送局賞
三木 梨々花 「つまずき注意」
カラフルな色彩で遊ぶ子供が描かれている。

ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川
国際交流賞
ベーハイム 雪絵 ラオレンティア 「あおいかぜ」
三個の能面を吊るした作品。
不思議な空間。

賞にはもれていたけど面白かった作品。
岩田 智代 「記憶の交換」
岸田劉生の麗子像と入れ替わる部分。

上田 佳奈 「particle_0010」
近くで見ても何が描かれているのかわからず、
作品から離れて見ると
女性の顔が浮かび上がってくる。
