表題のごとく、今年もムカデランが花をつけました。
このランは売ってるものを買って栽培しているものであり、
どこかで採ってきて栽培しているものではありません。
最近、
日本の野生ランが乱獲にあい、
野生株が減少しておりあまりいい状況ではありません。
この株ももしかしたらどこかに生えていたものをとってきた可能性がありますが、
もう20年くらい以前のことなので、
現状は不明ですが、
このように買い主がいると売る人も出てくるわけでして、
需要と供給の関係でどうしても売買が成立してしまうので、
もし売品を見つけてしまっても入手しない気持ちが必要です。
しかしながらこうして自分が、
花の写真をブログで掲載してると、
欲しくなる人が現れるのは仕方ないことです。
ではどうすればいいかというと、
入手してしまったものは枯らさずに育てるのが最善です。
育てられないことがわかっていて、
手にいれるのは良くないと思います。
それでは野生株がどんどん失い失われてしまいます。
また栽培している人も寂しい思いをしてしまいます。
たまに栽培が難しい希少な種が売られているのを見かけますが、
入手しないことが最善です。
すいません、
自論な長々と語ってしまいましたが、
枯らしてしまうと有限なものになってしまいます。
いきなりここで魚の話になりますが、
実は自分もよく釣っているアマゴも放流魚でして、
この魚が以前、どこに住んでいたかわからなくなっており、
在来種の調査を早急に行われているのが現状です。
ということで、
栽培されたものはそれを買って、
自然のものは暖かく見守るという観点で見ていただけたら、
持続可能な園芸がこれからも続いていくと思われます。
それはどの生き物でも同じです。