先日 君たちはどういきるか と
ゴジラ-1.0が受賞した
アカデミー賞
その名誉賞を
1950年に羅生門で
受賞した
黒沢明監督が撮った
1952年の『生きる』
その中で主人公渡辺勘治(志村喬)が
ブランコに揺れながら歌う
『ゴンドラの唄』
この歌がそのメロディ
歌詞が好きです
最近、テレビで見て
映画の内容を知りました
この歌はツルゲーネフの
「その前夜」を芸術座が
舞台化し劇中歌として
松井須磨子が歌いました
1915年のことでした
作詞 吉井勇
作曲 中山晋平
中山晋平は てるてる坊主 や
シャボン玉 あめふりお月さん
東京音頭など3000曲も作曲したと
言われている
さてその由来も知らず
ただ ただ ゴンドラの唄
として心に残っていたのですが
37年ぶりに黒沢映画で復活し
大ヒットしたようです
🎵命短し 恋せよ乙女
朱き唇 褪せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日の ないものを
命短し 恋せよ乙女
黒髪の色 褪せぬ間に
心の炎 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを
1番と4番です
ただ家族の為真面目に
市役所で働いて定年を
迎えるばかりの主人公が
がんの宣告を受け目覚め
今までたらい回しに
されてた住民の要望である
公園建設を1人で成し遂げ
そのできた公園のブランコ
に揺られながら、、。
その時にとつとつと歌う
ゴンドラの唄は
素晴らしいです
何かダイイングメッセージの
ようにも聞こえます
ワルツ調の優しいメロディ
機会があったら
ぜひぜひ見てほしい