少し前の話になりますが、次男のチームがプレイオフ進出を決めました。シーズン当初はほぼ無理なんではないかと思われるぐらいの連敗続きだったのが、シーズン後半連勝を重ね、最後の試合に勝てばプレイオフというところまでこぎつけ、その試合に快勝してまさかのプレイオフ進出決定。次男はキャプテンとして全試合出場、そして目標としていた念願のプレイオフ参加決定。実はもしプレイオフに出ていなかったら次のチーム探しに入ろうと思っていたのだが、これでさらに二週間はチームと帯同することになった。

そしてプレイオフ、グループ4チームの中で第三シードの次男のチームは初戦で第二シード、第2戦で第一シードのチームを撃破。第2戦では次男は後半残り20分であと5分で交代と告げられていたらしい。しかもレッドカードで一人少ない状態。そんな中で次男は”あと1プレーはできるな、それで決めてやる。”と思ったらしい。そしてセンターバックからのロングフィードをワンタッチでプレスしてきた相手ボランチを抜き去り(相手ボランチ逆を突かれてこけてた。)ドリブルで突進してアシストのスルーパス。これが決勝点になって、次男のチームの勝利。応援に来ていたU19の選手たちも入り混じっての歓喜の輪で急所を蹴られて倒れてのたうちまわる次男がビデオに映っていた(笑)。喜びすぎには気をつけよう。

そしてとうとう次に勝てばグループリーグ突破というところまできた。相手は第四シードだがここまで同じく2連勝している。残念ながら次男チーム、この試合で破れてシーズンが終わり。この第四シードチーム、結局プレイオフの決勝まで行くことになるのだがその時はそんなに強いチームに見えなかった、残念。これが次男のクラブでの最後の試合だと皆知っていて、試合後にセンターバック君が”ごめんな勝たせてあげられなくて、もっと一緒にプレーしたかったよ。”と泣いていたらしい。帰りの空港でも次男と別れの挨拶をして、何人かの選手は泣いていたらしい。これは次男がキャプテンとして、どうやったらこのチームを強くできるのか悩み抜いて、頑張って来たことの証。チームをモティベートする方法も色々とわかって来たところみたいだ。どんなゴールやアシストよりもキャプテンを務め切ったことを誇りに思う。

さあ、これからのチーム探しが大変だ。

お久しぶりです。

残念ながら次男のアカデミーは来年次男の学年のチーム(U19)を持たないことになりました。以前同学年の選手たちの大量流出がこんなところで影響を与えて来るとは人生は不思議なものです。所属クラブからは来年は下の学年と練習して、週末の試合(リーグ戦)は所属チームと提携のある他のアカデミー(我が家から車で6時間)のU19チームでプレーするというオプションをもらいましたが、次男は出ていくことを決めました。そんなわけで、来シーズンへ向けてチーム探しが始まります。次男は寮がある所(レジデンシャルアカデミー)かホームステイできる所で一人暮らしをするつもりでいます。MLSのアカデミーは親が直接コンタクトできないようになっているので探すのは大変ですが、私としては今が独り立ちするいい機会かなとも思っています。これからは親の見ていないところでも自分のために努力することを学んで欲しいです。去年のミーティングでけちょんけちょんに言われながらも、チームに戻り、キャプテンとして全試合出場して来た次男はメンタルにかなりたくましくなったと思います。フランス人のディレクターからは相変わらず、なんの愛も感じませんが、少なくとも直接の担当コーチの気持ちは次男の頑張りで少しは変化したと思っています。試合後の担当コーチとのディスカッションの話を次男から聞いていると、いい関係が築けたのだなと少し嬉しくなります。

来年にプレーできるところが見つかることを切に願って、今日は担当コーチとの最後の3者面談に行って来ます。以前、私がキレて言い合いをした後はかあちゃんにミーティングは任せているので担当コーチは身構えるかもしれませんが(笑)。それでも、2年間次男のコーチをしてくれてありがとうとただ言って帰って来るつもりです。ある意味本当に感謝していますし。

また新しいチームが決まったらここでご報告します。

ちょっと早いですが、チームを探す上でハイライトが必要だったので作ったものを載せます。個人情報入りまくってますが(笑)。

ハイライト・ユーチューブリンク

次男がキャプテンに任命されてからチームは1勝もできずにシーズン最後のショーケーストーナメントへ。この試合は言ってみればリージョンが違うチーム同士の戦い(野球で言えばセ・パ交流戦みたいなもの)で、リーグ戦の順位にも反映される。

そのトーナメントへの出発前、”これ以上負け続けたら、キャプテンなんだから責任とって坊主になれ。そうしたらみんなついてくるんじゃないか。”って半分冗談で次男に言って見たら、次男が食い付いてきて、”わかった、じゃあ全部勝ったら(3試合)、とうちゃんが坊主になれよ。”と言ってきたので、賭けにのった。

で、結果はまさかの3連勝。3勝目のメッセージが入った瞬間に職場から歩いて行ける床屋でサクッと坊主にして来ました。

次男は前半ウィンガー、後半守備的ミッドフィルダーという役割で最初の2戦を戦ったようです。3試合目は初めから守備的ミッドフィルダーで70分までプレー。3試合で1ゴールでしたが、今回は”自分の結果よりもチームの勝利。チームの勝利のためにプレーしてくる。”と言って出て行っただけあって、かなり満足そうに帰って来ました。自分のチームのコーチではないですが、あるコーチから”お前やっと本物のキャプテンになったな。”と1−0と接戦を制した試合の後言ってもらえたようです。アカデミーに移ってから次男の所属したチームが3連勝するのは実は初めてじゃないかな。この寒さの中坊主頭はキツイけど、まあこれはポジティブですね。アメリカで坊主になっても”普通の髪型の一つでしょ。”って感じであまりコメントが来ないのに逆に驚いた。

次男はこれから一ヶ月のオフ。体を鍛え直すことを主体に自主練していくようなので、頑張って欲しいですね。

先週のリーグ戦、試合は1−2で負け。試合後に次男が電話して来て、結果報告。相当悔しそうだった。その時に”レフリーが一緒に写真撮ってくれって言うんだよ、チームの試合後ミーティングがあるからごめんねって言ったんだけど。”と言っていたので、”それってメキシコ人のレフリーか?”と聞いたら”そうだ”って言っていた。やっぱり。小さい頃から次男のプレーは何故かメキシコ人の心を掴む。U10の時に、メキシコのアカデミーのコーチが”この子はプロになる。”って言って来たし、U12の時には対戦相手のティグレスのコーチがわざわざベンチに来て頭を撫でながら”いいプレーだった。”と褒めてくれたし、U14でMLSアカデミー選抜でプレーした時には観客のメキシコ人おじさんグループが名前を覚えて会いに来たし。とにかくメキシコ人に好かれる。

そのレフリー、結局次男のミーティングが終わるのを待って、一緒に写真撮っていったらしい。でも、正直ちょっと嬉しいな。試合は見ていないけど、最近こういうことほとんどなかったから。ちょっとは成長しているのかな。

18歳になったらいっそメキシコのプロでトライアウトしてみるか?

最も負けられないダービーマッチ、しかもトップチームのスタジアムで特別に開催、そして1−6のぼろ負け。

そして二日後のクラブ主催のオリエンテーション。親も参加。

GMの話、ディレクターの話、メンタルコーチ達の話があった後、各学年に分かれてチームのゴールを確認し合ってお開きの予定だった。そして最後の各学年のミーティングに行ったら鬼の顔をしたGMが待っていて、次男の学年の選手達に切れていた。1-6のぼろ負けのことを言っているのだが、いやいや怖かった。”才能のある集団とか言われていい気になっているからこうなるんだ、練習の態度も良くないって聞くし、ファールされたら子供みたいに文句言うし、いいか、お前らのせいでこのコーチの仕事は危ないんだぞ、お前らが変わらなかったら、コーチが変わるんだぞ、どうしたいかよく考えろ。”って言い放って消えていった。このコーチの事嫌いだけど、初めてかわいそうだなと思った。そのあとのコーチの話声が小さ過ぎて聞こえなかったぞ。まあ楽な仕事なんてないよね。スタジアムまで解放してぼろ負け、しかもMLSアカデミーなのに。GM赤っ恥かいたんだろうな。でもちょっと八つ当たりだな。散々メンタルコーチからポジティブコメントがどうのって話を聞いた直後、これ?って感じで呆然。

次男は戻って来てから、”いやーまじで怖かったなあ、でもああいうのいいよ、チームに気合が入るからな。”って笑っていた。この切り替えの早さがダメな試合の後とかムカつくこともあるんだけど、ある意味真似できねーなと思った。次男がキャプテンになってから3連敗なんだけど(しかもこのぼろ負け)、気にしているのは私だけで、次男は気づいてすらいないんじゃないかな。まっ自分のことじゃないからいいか。

 

怒りのミーティングから4ヶ月、新チームが始まって2ヶ月が過ぎました。

実はミーティングの後、遠征メンバーにも選ばれず、シーズンは早々に終了。でも次男は、”遠征行ってベンチに座って5分プレーするぐらいなら自分でトレーニングした方がマシだ。”といつもより長い夏休み、フィジカルトレーニングとシュートとドリブル練習に特化して徹底的にやっていました。明らかに悔しさが次男のモチベーションになっていたようです。

そしてプレシーズンキャンプでかなりよくやっていたみたいでU19のチームの紅白戦でプレーして1ゴール1アシストで2−1での勝利に貢献したようでした。

そしてキャンプから帰ってきた次男の練習を初めて見た日に、私は”?”。なんか聞いていたのと違うなあと思いました。多分キャンプで頑張り過ぎて疲れが溜まっていたのでしょう、しかもその日は朝にフィジカルトレーニングもしていたので。

でもあえて私はきついことを言いました。”試合ってだいたいきついよね。90分走り続けるって全然楽ではないよね。それっていつ練習するの?いつできるようになるの?練習がきつい時こそ、試合だと思って走る練習しなかったら、一生、試合で90分間走れる選手にならんよ。練習なんて90分なんだから少しでも気を抜いたり、走るのをやめたら、それは試合でもそれができないってことなんだよ。試合の出来は運じゃないんだよ。試合は練習でできていることが試される場所なだけなんだよ。ちょっとキャンプでよかったぐらいでいい気になるからコーチに現実がわかってないって言われるんじゃないの?” と。次男がこの夏成長したのを喜びつつももう一回気合を入れておきました。それから今日まで、次男は常に走り続けています。気に入らている選手たち、特にナショナルチームに行っている選手達は初めからスポットを約束されています。次男は常に誰かと競争させられていました。それでも夏の自主トレーニングで得た自信が次男を精神的に落ち着けて、常に戦える準備ができてきたように思います。コーチの使いたい選手の都合に合わせて、次男のポジションはコロコロ変わりますが、”出場できるだけでチャンスがあるんだからどこでもできる。”と次男は意に返さず、どこでもできるところを見せていました。本当に1.5軍みたいな扱いをされても、黙々とプレーし続けて、少しずつ使われ方が変わってきていました。リーグ戦はここまで5試合して1ゴール2アシストでした。そしてついに先週のMLSアカデミーが集まるトーナメントで2試合ともキャプテンマークを付けてフル出場していました(ユーチューブで生放送してくれて私たちは行っていません)。ドリブルでガンガン突き進んで行く次男を見るのは本当に久しぶりです。長男も”去年とは全く違うプレーヤーだな。”と言っていました。試合は2試合とも負けてしまったのですが、頑張って、なんどもチャンスを作ってました。シュートも何本も打ってました(一発ぐらい決めてくれよとは思いましたが)。それにしてもあそこまで言われて、よく辛抱して頑張り続けたもんだと感心しました。でもこれはあくまで中間報告ということで、もっともっと上達して行って欲しいなと願います。”負けちゃったよ。”と言って電話をかけてきた次男の声は心なしか充実しているように聞こえました。見にきていた親御さんに”結果は思ったようにいかなくてそうは思えないかもしれないけど、君は本当によくプレーしていたよ。”と言ってもらえたようです。見ている人からそんな言葉をかけられるのも久しぶりな気がします。

まあ、あれだけ練習してきたシュートとドリブルですが、ドリブルはともかく、シュートは苦手科目ですね。それがこれからの課題になりそうですが、練習を重ねて行くのと慣れていくしかないですねここは。

遠征から帰ってきたら束の間の休日をゆっくりと過ごして、また練習で常に戦って欲しいです。

 

やっと心の整理がついてきたので、久しぶりの更新。

次男はシーズンの終わりの公式戦5試合全部先発して4ゴール、3アシスト。チームも4勝1引き分けと次男が#10のポジションで先発するようになってから負けなし。実はそれまでチームは10試合以上公式戦で勝てずにプレーオフも逃していました。そんなわけでかなり自信を取り戻した次男に、シーズン終わりのミーティングで爆弾が投下されました。

まずは現コーチが、後半は結果が良かったが、相手も弱かったので、これぐらいで満足してもらっては困る(その弱いチーム達相手に自分が好きなプレーヤー使って一度も勝てなかったコーチはこいつなのだが。)。来年契約を更新したいか? したいならしてもいいが何も保証がないし、何が起こっても文句は言うな(まあ、これは昨年文句を言った親への牽制もあるかも)。

そしてさらにディレクターがわざわざ来て、”君はプロになりたいって言っていたけど、無理。もっと現実を見なさい。来年は下の学年にいい選手がいっぱいいるんだから、戦えなかったら来年は悲しいことが起こるぞ。”と駄目押し。

ちなみに私はミーティングに行かずに車の中で待っていた。次男はどうせコーチ達に気に入られていないので嫌なこと言われると思ったらその通り。行かなくて良かった。多分行ったらディレクターぶん殴っていた。そもそも現実だけ見ているだけのやつが、それより上に行けるわけないだろ。高い夢見ているから、そこに到達するために頑張って、少しでも夢に近づいて何かを成し遂げられるんだ。俺は周り全員に無理だって言われても、なんのツテもなくアメリカに来て、自分が夢だった仕事してるんだ。現実ってなんなんだ、知るか。お前みたいに、現実だけみて、人生妥協ばかりして来たやつが、そうやって少年の夢を摘み取るコーチになるんだ。次男は保証があるからプロを目指しているのではなくて、なりたいから目指しているんだ。今なれないのはわかるが、お前に将来まで決められたくないわ。本当に行かなくて良かった。

それでも次男は来年のサインをして来た。

次男曰く、”ここ何ヶ月かでフィジカルがよくなっているのが分かる。相手が弱いからではない、自分がよくなっているんだ。事実シーズンの初めはどのチーム相手にも僕は通用しなかった。違いは自分でわかっている。本当に僕はこのコーチ達が嫌いだ。でもこの一年が僕の成長期の最後の年だ。だからきちんとフィジカルトレーニングを継続したいし、今やっているトレーナーさんともう一年やりたい。地元でフィジカルトレーニングをしながら、しかも高いレベルのサッカーの練習がしたいから、もう一年このチームでやる。死ぬほどトレーニングしてやる。この一年頑張って、どこでも通用するフィジカルを付けて、来年はアメリカ中、いや世界中でプロを目指せる場所を探す、そして一人暮らしをする。来年は色々なところのトライアウトを受ける。このチームは今年が最後だ。”

ここまで自分で計画しているなら私達は何も言うまい。もう一年次男をサポートしようじゃないか。

ちなみに長男にこのことを話したら、

”ある意味いいことだな。とうちゃんは時々こんなんじゃあプロになれんぞとか言っているけど、これを他人が言ってくれるのはいいことだと思うよ。あいつたぶんもっと頑張るだろうし。”と一人頷いていた。こいつはいつも冷静。

そういえばもう一人冷静な人がいた。ミーティングに行かされたかあちゃん。何も言わずにミーティングを全て録音して来た。しかもそれを文章に起こしていると言う念の入れよう。ディレクターがフランス訛りで”Reality”って言っているところだけ切り取って目覚ましにしたら次男もっと頑張るかな(笑)。

 

 

次男がトーナメントから帰ってきた。”楽しかった、けど最初はものすごく緊張した。”と言っていたので、”なぜ?”と聞いたら、”初めて、周りを見る、首を振るっていうことを実践で試してみたから、うまくいくのかどうか不安だった。”と言っていた。”えっ、やっぱ初めてなんだ?”とちょと驚くやら、感心するやら。周りを見る、首を振るっていうのは次男が特にアカデミーでプレーし始めてから、色々なコーチから、そして私からでさえも言われ続けていたことで、”何を今更”感が大きい。でも、やっているようで、今までずっとやっていなかったんだなあとはっきりした。”じゃあきっかけは何だろう?”、これは私が思うに、屈辱と立場の危うさ以外何ものでもない。昨年末にコーチから”見ればわかるでしょ、U19で来年できるわけないでしょ”とミーティングで言われたのがかなりこたえたのと、下の学年の子たちも体格や扱いでどんどん次男のことを抜き去っていくのを肌で感じているからだろう。この間は2003年生まれのナショナルチーム君がトップチームのキャンプに招かれていたし。もうその子は大人と一緒にプレーし始めているのだ(タケフサくんみたいに)。次男がある日私にかつてないぐらい真剣に聞いてきた、”俺と他のチームメイトの上手いって言われているミッドフィルダーの違いは何?”。”そうだなあ、ドリブルやタッチなどいわゆるテクニックと言われている部分はむしろ君の方がいいぐらいだよ、だけど決定的に違うのは、彼らは周りの状況がものすごく良くわかってプレーしているように見えるけど、どうも君のプレーはいつも行きあったりばったりって気がするんだよなあ。多分周りがあまり見えてないからだろうなあ。時々背後から食われちゃうのはそのせいだと思うなあ。しかも君のコーチ、君が背後から食われるのすごく嫌みたいだから、どんなに他いいプレーしても帳消しになってるかもしれんなあ。”って割と冷静に話してあげた。そこから黙り込んでしまった次男だったが、私は何も言わずにその場は終わった。しかし、どうも次男もちょうど同じようなことを感じていたらしい。そこからだった、次男が真剣に練習中に周りを気にし始め、自分がどこにポジションしていれば最も有効なのか考え始めているらしくなってきたのは。どうも練習中にコーチとよく話していると思ったら、いちいち”センターバックがボールを持ったこの場合の一番いい体の向きはどれだ?”とか聞いているらしいのだ。自分でやるって決めない限り、人から何を言われても本当にはできていないんだなあと最近実感していた。今まで”ちょっと周りを気にしたらうまくプレーできるようになった。”なんて私に言ってたこともあったが、あれは極端に言えば私へのリップサービスみたいなもので、心から必要だと思っていなかったのだと思う。まあ子供だったってことも関係しているのかもしれないが。ポジションと周りを気にしすぎてプレーがグタグタになったこともあったけど、何も言わなかった。もう、好きなように試してみるしかない。だから次男が遠征から帰ってきて”楽しかった。周りを見るのが役に立った。”と言ってポジティブになっているのはよかったと思う。私は試合は見ていないので、本当のところどんな感じだったのかわからないが、そこで気づいたことを私から言っても多分心に残らないだろうと今では思う。結局、彼自身が後でビデオを自分でみて、自分で気がついたことを直していくしかないのだと思う。まあ、自分の人生に置き換えて見て、親から勉強しろって言われてしたいと思ったことなんて一度もないし、うちの親は早々にそんなこと一言も言わなくなっていたけど、こういうことなんだなあと何となく納得できる。

ハワイでパシフィック・リム杯なるサッカートーナメントが行われているのをご存知だろうか?日本からはJ1の札幌といわきFCが参加、そしてMLS(アメリカメジャーリーグサッカー)から2チーム、コロンバスクルーとバンクーバーホワイトキャップ。ライブ配信があったので、たまたまいわきFCとコロンバスクルーの三位決定戦を見る機会があった。で、この試合が面白いのなんのって、私的にはとてもツボにはまった。いわきFCがフィジカル重視に鍛えているのは何かで読んで知っていたのだが、フィジカルで有名なアメリカのMLSチームの選手たちが、ガツンガツンといわきFCの選手に当たり負けしまくっている。というか、50・50の戦いではほとんどいわきの選手が勝っていた。空中戦もいわきFC有利。日本人のしかもセミプロ(アマチュア?)のチームがフィジカルでアメリカのトッププロに勝っているのを見るのが痛快だった。ウィングの選手も走りで何度か振り切ってクロスを上げていた。プレーの速さとかうまさとかでコロンバスの方がやっぱり上で、試合は3−5でいわきFCが敗れてしまったのだが、ここに”日本人はフィジカルに劣る”という通説が、”フィジカルはトレーニングでなんとかなる”って言う説に取って代わられるんではないかという大いなる可能性を見た。MLSの選手の何人かが、こいつらとやりたくねえって顔しているのが面白かった。いわきFCの選手達頼もしかったなあ。スキルとフィジカル、両方持ったら日本人もブラジルの選手みたいになれそうな気がするなあ。

アカデミー最後の週はU17とU19合同で、6vs6、9vs9などをチームを変えつつ毎日。個人の勝敗記録と得点記録をすべての試合で記録するという競争意欲を掻き立てるフォーマット。先の記事に書いたように、次男はかなり怒っていたし、勝ち負けがかかった練習だと燃えるタイプなので、この一週間は気合十分だった。本当にいつもこうだと期待が膨らむのだが。

最終日の6vs6トーナメントで優勝し、個人ポイントでは5位、ゴールデンブーツで3位だった。ゴールデンブーツの1位と2位はU19の選手だったので、次男はかなり頑張った。特に最終日のゲームではアシストも量産してチームメイトだったU19の選手のゴールデンブーツにも貢献しての3位。

もちろん公式戦ではないし、だから何?ってこともあるのだが、私は”毎日の練習も公式戦だ。”と思って練習して欲しいと思っているし、とにかく去年のこの時期練習でもU16に混ざってプレーするとゴールとは程遠かったことを考えると、喜ぶべきことだと思う。それに、やはりどんなシチュエーションでも活躍してシーズンを締めくくれるのはポジティブです。特に去年のこの時期にはおそらく精神的問題が大きいであろう腹痛に悩まされたことを考えるとずっとポジティブに三週間の休暇を迎えられる。

最初の一週間はトレーナーさんの指示で一切のサッカー関連のトレーニングとフィジカルトレーニングをしない。後の二週間でフィジカルトレーニングを始め、サッカーキャンプやフットサルでボールを使ったトレーニングという予定。とにかくこの一週間はいい休みを取ること、それは私たち親のいい休みにもなるのだ。