少年野球から甲子園へ              ~愚息の甲子園への軌跡

少年野球から甲子園へ              ~愚息の甲子園への軌跡

甲子園球児の父親です。野球人として、親として、指導者として…つたない経験が野球小僧を持つ親御さんや指導者の皆様に1行でも1文字でもお役にたてれば幸いです。自身の経験だけを書いてみます。

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今年も残すところあと2日。随分サボッてしまいました。スイマセン(^_^;)。

ご多分に漏れず、12月というのは、仕事が忙しい時期でもありまして(^_^;)


12月の2週目の土日の事でした。


春先から預かっている、都下某市の選抜小学生の準硬式球の大会。

これは、このチームでの最後の大会でした。


まさかの優勝…。


選手達に謝らなければいけないな…。


まさか、ここまでやれるとは思いませんでした。


今、思えば、初日の予選リーグから違っていました。


いわゆる「入った」状態ができていました。

それが、2日目にも継続された…それだけの事。


最初から諦めていたのは私です。ごめんなさい…。


4試合で2失点の投手陣。


ワンチャンスをモノにしたバッター陣。


結局、技術の差なんて大したことないんだな…。


そう思わせるに充分でした。


細かい事を書くとキリがないのでやめますが・・・


相当な緊張感と期待値を背負って打席に入った主将。

結果が出せて、「ホッ」としたときに流れた涙。


絶体絶命の場面で、神がかったワンプレーのショート。

それを見逃さなかったサード。


そのワンプレーを褒め称える仲間たち。


優勝の瞬間、私に真っ先に飛び込んできた「いじめ抜いた選手」


もういう事はありません。


お前らに教える事は…もうないよ(^_^)/~。


結論ですか?


月並みなんですがね…


「諦めたら終わり」


と、彼らに教えられた大会でした。


ありがとう…。



このように、同じ守備位置に打球が飛んでも…


「早いゴロはバックホーム!」

「緩いゴロは1塁へ!」


などと「打球の性質」によって刺殺すべきベースが変わります。


ま、それが野球なんですけどね。


「瞬時の判断」なんて言われますけど、そんな大げさなもんじゃない(^_^;)


で、その際「バックホーム!」なんて指示を出す指導者はいません。

フレーズが長すぎるでしょ(^_^;)。


私の場合ですが…


「バックホーム!」は「よっつ!」と予め統一しておきます。


他のベースも然りです。


「ファースト!」ではなく「ひとつっ!」


「セカンド!」ではなく「ふたつっ!」


「サード!」ではなく、そうです「みっつっ!」


これを選手との共通語にします。


短くて便利でしょ?




それと、これが最も大事な事だと考えているんですが…


守っている選手全員、ベンチでは控えも指導者も


全員でボールを処理する選手に「大声で」伝えます。


間違ってもいいんです(*^^)v


1人、2人が間違えても、他の全員が伝えている事が当該選手には

つたわるものなんですよ(*^^)v。


時に、私だけが違う事を大声で怒鳴ったりしてますもん(^_^;)。


ま、そんな時には、素直に謝りますけどね(^_^;)。

これ、結構カッコ悪いんですよね(^_^;)。


息子に聞いた話ですが、甲子園では、隣の選手の声が全く聞こえないそうです。

もちろんベンチからの声なんて届くはずがない。もの凄い「どよめき」らしい。

だから「大声で」なんですね(*^^)v


小学生、中学生には、こんな話題は効果的ですよ(*^^)v。



まとめますね。


大事な事は…


①指示は短く!


②全員で指示をする!全員が関わる!



ここまで書いてくると食傷美味でしょうか?(^_^;)。「いいね」が減少傾向です(^_^;)。

ま、めげずに書いてみます。何しろ、自分用の日記、記録みたいなモノですから。


さて、前の2つの更新から分かるように、ノーアウト1塁でもグシャグシャ考え

なければならないのに、満塁…こりゃ、エライこっちゃ…ですよね?

そうです。えらいこっちゃなんです(^_^;)。


「バカじゃ野球はできない」って所以はここですよね(^_^;)


どこのチームでも敷くシフトは「内野は何でもかんでもホームゲッツー」ですよね。

ランナーが3塁に到達すると、自動的にバックホーム体制…。


これじゃ、選手は考えなくなりますよね。


そう教わったから…そうする…みたいな…。



それに、硬式ならアリだと思うのですが…


軟式でホームゲッツー…


何度見たことがあります?



経験則ですが、成功確率は相当低いですよ。



私は


「1塁・3塁だけ前進。早いゴロだけホームゲッツー」

「遅い、高い打球は1塁で刺殺」

「ショート・セカンドは2塁でのゲッツー体制(中間守備)」

「ショート・セカンドからのホームゲッツーは原則なし」

「ただし、早い打球でホームゲッツー可能ならトライすべし」


を原則としています。


でね、問題は次なんですよ!


ホームゲッツーなら1塁で終了

弱い、高い打球でも1塁で終了

2塁ゲッツーでも1塁で終了


全て1塁で終了ですよね?


この次に…


3塁へ転送してみてください。


このランナーはかなり高い確率でオーバーランしています。

だって、隙あらばホームに帰りたいんだから…。


で、3塁転送の後、2塁転送っていうアイデアは持っていますか?



もしくは、残塁によってはホーム→2塁転送…これも効果あると思います。


一方、こちらは、外野のカバーがキチンとできていれば

リスクはとても小さなプレー。


しかし、得られる結果は値千金です。


同じ理屈は、外野フライのタッチアップでも考え方は同じ。


ホームがアウトでもセーフでもいいんです。その直後


3塁転送はどちらかと言えばスタンダード。

でもそんな場面をそうそう見たことがない。


ホームで刺殺が完成すれば喜び、セーフなら肩を落とす

キャッチャー…。ベンチも一騎一喜…以上ですよね?


2塁転送…なんてドラマチックですよね?


場面によっては、トロトロ帰る1塁ランナーを刺す…とか。


問題は、そんな機転の利く練習をしているのか?

外野のカバー練習を、そんな視点でできているのか?


ま、1年間にそう出くわす場面じゃないんですけど、

そんな時のために…ではなく、「常に考え、観察し、狙う勇気」

のある選手にしたいと思っているんです。


私は…。



この場面、内野手、特にショート、セカンドは嫌なんですよね。

2塁ランナーをベースに貼りつかせなければならないし…

内野ゴロはゲッツーだし…

送りバントなら、セカンドは1塁ベースへダッシュだし…

いい事はありません(^_^;)。


ここで内野ゴロ…セオリーはセカンドでのゲッツーですよね。


3塁フォースプレーを選択肢に加えて欲しいのです。


分かりやすく、3塁線、ベース上にノックします。


3塁手は「3塁ベースを踏んで1塁転送」ですよね?



ここで終わりではない。



生きた1塁ランナーは2塁を蹴って3塁を狙いますよね?


3塁フォースアウト→1塁転送→3塁への転送…が正解。



でも、まだ終わりじゃない!



3塁を狙ったランナーが、それを中止して2塁へ帰塁もある。


そうすると…


5→3→5→4もしくは5→3→4という終わり方もある。




次のケースは例えばショートやセカンドへのゴロ。


当然2塁ベースでのゲッツー。1塁転送がセオリーです。



実は、この時、2塁ランナーが3塁到達時、隙が生まれます。


「はいはい、俺はセーフで2アウト3塁ね!」って具合です。

この隙は突いてあげないといけません(*^^)v。



従って、例えばショートゴロなら6→4→3→5…。


この5が大事なんですよ!


オーバーランでのタッチアウトが意外と拾える場面です。

その結果はトリプルプレーですよね。カッコイイじゃないですか(^_^)/~。



応用編としては、実はバクチに近いのですが、6→4→5…


打者走者の足が速い場合、1塁アウトは無理と判断した場合も、

3塁への転送は有効です。


ショート→セカンド→ファースト…ではなく


ショート→セカンド→サード…です。


この場面、その場にいる全員が6→4→3だと思っていますから

6→4→5は相当なインパクトがありますよね。


最もビックリするのは3塁ランナーでしょう。


話は逸れますが、指導者ってこんなところを見ています。

試合後「あおセカンドの選手は賢いですね…」なんて(*^^)v


で、その場合、セカンドは

①一度ファーストへの偽投→サード

②1塁へ偽投せずに、即座にサード

2つの選択肢がありますし、4→5は技術も必要です…。




次は右方向への外野フライ


タッチアップ体制です。セカンドが打球方向へ走ってワンカットで3塁へ。


要注意なのは、ライトファールゾーンへのフライ。


確実にタッチアップされるので、イニングの深さや、点差、次

回の自軍の打順…等「絶対に点をやれない」場面では


ライトファールゾーンへのフライは取らない、わざと落す…判断もありです

これは、事前に選手に指示して下さいね!


これ以外の場面も。たくさん想定できますが、いずれも場面も


外野手のカバープレイが伴う事を付け加えておきます。


これがない場合、1つのミスで1点を献上、最悪の場合には、

ランナー全員が帰還…なんて事もありますから…。


実は、外野手のカバーが最も大事なプレイかもしれません。

私は、そう考えています。



さて、順不同なノックですが、大事な事は「仮想ランナーを置く」事です。


3~5球ごとに設定を変えます。


ノーアウト1塁…ゲッツーだけではありません。色々な想定ができます。


①ゲッツーは不可能な弱い打球や高いバウンドを仮に3塁へ打ちます。

セオリー通りの選手は「何が何でもゲッツー」(^_^;)。1塁送球の

勇気がありません。


②1塁で打者走者をアウトにすると、2塁ランナーが残ります。そして、

このランナーは90%以上の確率でノースライディングでオーバーラン

し、3塁を狙います。その2塁帰塁時を刺しに行きます。


③大事なのは2塁ベースカバーのショート。タッチは2塁ベースの

「2・3塁側」のはずです。考えていない選手は「1・2塁側」にタッチします。


④そして、外野のカバーの動きをチェックします。


ゲッツーが可能と判断すれば…

ライトは1塁ベースカバー

センターは3塁→2塁の延長戦上。サードからセカンドベースへの送球カバー

レフトは1塁→2塁転送に備えて1・2塁ベースの延長線上。


ゲッツーが不可能な場合には…

ライトは1塁ベースカバーこれは同じ。

センターは1塁→2塁転送に備えて1・2塁ベースの延長線上。

レフトは残る1塁ランナーが3塁へ進む事を想定し、1塁→3塁転送に備えて

1・3塁の延長線上。そうです。レフトファールゾーンへ。



細かい事ですけれど、これができるチームは強いですよ(^_^;)


また、別な場面では…ライトのファールゾーンへフライ。


①当然ですがタッチアップを想定します。セカンドは、

ライト→セカンド→3塁のカット体制を敷くこと。


②ショートが2塁ベースカバー。1・3塁はそれぞれベースを埋める。


③外野手のカバーは…ややこしいですけど(^_^;)

ライトはボールを追っています。センターはそのカバー。で、センターは

捕球を確認したら2・3塁ベースの延長線上へ。2進したランナーの

「3進中止時」の3塁→2塁転送のカバー…あ~細かい(^_^;)。

レフトはライト→セカンド→2塁のカバー。ライト捕球地点→2塁ベース

の延長線上ですね。


すると、万一ですが…3塁のベースカバーがいません(^_^;)。


これ、ピッチャーの仕事です。


たかだか「ノーアウト1塁」の設定ですが、こう考えると色々なパターン

が作れてしまいます。


要するに「選手に考えてもらうキッカケ」を作ることが「シートノック」

だと…私はそう考えています。