サバイバルゲームをするにあたって、少々慣れてきたらこのゲームとどんな付き合い方をするのかを決めておくことは大事だ。

 上から下まで実物の装備品で固めるのか汚れてもいい服で走り回るのか、勝ちを求めるのかその場の雰囲気を楽しむのか、それは各々の自由に他ならないがたいていの人が最初にサバイバルゲームに触れるのはどこかのフィールドの定例会だろう。

 9割9分定例会にはドレスコードや厳密なルールは存在しない、中ったら退場する、それが最低限のルールだ。問題になるのは中っているのにプレイを続行するゾンビ行為で、それ以外の禁じ手はそのフィールド特有のレギュレーションによってまちまちだ。

 

 ここで私が主題にしているのはある程度ゲームに慣れてきてからの特有の問題だ。

 残酷だがゲームを介して様々な人間関係が出来ることは一概に好ましい事ではない、これが非常に重要なポイントだ。最初に書いたようにこの遊びはおおまかに兵隊ごっこといえる要素が強い、当然こだわりが出てくればよりリアルに、よりストイックな志向がうまれることも全く不思議ではない、ところが、ご存じのように銃というのは日本でそれを持つことはご法度である、そのほかにも我が国を含めて各国の軍需物資の中には無資格者が所持することが禁じられている物も多い、少し前まではスリングですら個人では輸入することはできなかったのだ。

 

 人間関係が広がってくるにしたがって自分の目指すプレイスタイルに合致した人物とコネクションができる、そういったチームに所属することもあるだろう、当然グッズの入手経路も増える。

 もったいぶらずに書くとこの中で実物を集めるという行為は常に違法行為に手を染めるリスクが存在するということだ、安値で提供してくれるショップを教えてくれたりするならば全く問題ないが、常に注意するべきは

「このグッズなら自分が仕入れることができるよ」

 という働きかけをしてくる存在だ、他人の善意をいたずらに疑うことは憚られるものの、過去複数のチームで必ず問題が起きる前兆はこういったやり取りだった、周囲はそれをあなたに警告することもないはずだが人間関係を俯瞰してみていると物品のやり取りを常に周囲に持ち掛けているが、なんとなく距離をあけられている個人が少数あるはずだ。

 結果として違法品をそうとは知らずに取引してしまったり詐欺の被害に遭う例は枚挙にいとまがない、私自身詐欺に遭ったこともある。

 どんな装備品であれエアガンであれ、相手の無知に付け込んで法外な対価を要求したり、違法品の取引をネタに無理難題をしかけてくる個人は集団があればかならず存在するものであると心にとめておいてほしい、2010年代には様々な違法取引で一介のサバイバルゲーマーであるにもかかわらず少なからず実刑判決を受けた人物や集団が存在する、過去にさかのぼれば実銃・実包がらみのエピソードに行き当たらないことがない。

 

 なんにせよ物には限度というものがあるわけで、おもちゃとはいえどその扱い方には一定のルールが法的に定められている、どんなに居心地が良くても違法行為に歯止めのかからないチームやコミュニティとは無関係であるに限る、もしすでに深い人間関係が出来上がってしまって抜けづらい場合は、よく利用しているフィールドのマスターにそれとなくその件を伝えてみる手もあるかもしれない、どちらにせよ一人で動かないということは鉄則だ。