2013年になって、早6日。


年末年始、お盆もなにも関係ないのが葬祭業ですが、


個人的に、いつも年末になると

その年一年間、担当させていただいた方々を


思い出しながら、一年を振り返るようになりました。




その年ひとつの区切りとして。




担当で伺った道中、その時咲いていた花々や、山の色。


外で鳴いていた虫の声や、蒸し暑さ。


おうちの方があげていたお線香の煙・・・


寒さで手がかじかんで、ペンが思うように動かなかったり・・


いろんな情景が一緒になって、


ワタシの記憶の中にあります。




今までいたその方がいなくなって、段々と記憶が薄れて、


時が経てばやがて癒える【時薬】ときぐすり、という言葉を


最近知ったのだけど。。




時が経てば経つほど、ひょこっと思いがけない


変なタイミングで想い出して涙がこぼれたり、


無性に会いたくなってしまったり・・・


自分自身、大好きだった祖母が亡くなって


しばしばそういう事があった一年でした。





ちょっと前までは、あれ、自分・・・


どうしちゃったんだろう・・?


なんて、そんな感情を否定したこともあったけど、


今は、あぁ、それだけ祖母を大好きだったんだな、


愛された記憶があるんだな、


って、思えるようになってきました。





時が経つ、というのは自然なこと。


ムリに意識しなくていいのかなぁ、と。




正月トンボ帰りした仙台にて読んだ新聞、


河北新報に、


【私達はジェットコースターのような人生に


耐えられるほど強くできてない】


という一文があり、とても印象に残りました。




本当にその通りなんじゃないか、と。。




そんな風に感じる、年の始めでした。


2013年もこのブログを通じて、


どうぞよろしくお願いします<(_ _)> 

蓮


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