こんにちは
今日は休みで、うちに子供とネコと一緒にいます
仕事のほうは、、
ここんとこ雪が降ったり、氷が張ったりで・・
ワタシ、南国生まれなんで、打ち合わせしながら、手がかじかんで、文字が震えてビョーキか、みたいな日もありますです
ここんとこ、自分の担当してる当家のご納棺はもちろん、
他の先輩方の担当してる故人さまも、ワタシが死化粧とご納棺をやることが多くて、先週はほぼ毎日でした。
当家に伺うと、既に化粧が施されてるから、病院から戻る時に顔に薄化粧はされてることが多いのです。
話を聞くと、当家の方々がその場にいないうちに済まされちゃってることが多いみたい・・
で、ワタシとしては、生前ずっとお世話になった看護師さんが最後に行なってくれた死化粧だろうから、
むやみやたらと触れて、直さない方がいいよなぁーと。感じるので・・
必ず、化粧はそのままでいいか、どうしたいか、どうするか、聞くようにしてるんです。
遺族の心情を考えたら、そりゃ当然ですよね。
ところがどうも、お話すると、この化粧じゃヤダって女性の遺族の方が、意外に多いんですね
【直せるなら、直してください】
【キレイになるなら、キレイにしてください】
って・・・言われる・・・の。
そう言われたら、もちろん、初めからもう一度死化粧をさせていただくし、、
ワタシもまだまだ、修行中だから、なるべくご遺族の希望に沿えるように。。。と時間をかけていくと。。
今まで普通に話してた当家の人が、急に言葉が詰まって・・
泣き出す事が何回もあって・・
それで、ワタシ、想ったんです。。
ただの化粧なんだけれども、それでキレイな顔になった、という事実よりは・・・
生きていた元気な頃の顔に近づく事で、その人との声や、姿や、想い出が・・・
きっと鮮やかによみがえるんだろうなぁ、って。
もちろん、復元師やエンバーマーじゃないから、ワタシの技術はまだまだだと想うし、どこまで行ってもずっと修行なんだろうけど、それでも、こういう場面を共有させてもらえて、ワタシもまた勉強になるというか。
最後の想い出が蘇る場面に、故人さまに呼ばれたようで。
そうして死化粧させていただけて、立ち会わせてもらって、、、
ありがたいなぁ、と感じた、そんな1週間でした
さて、明日からまた連続で施行入ってるんで、今日は充電(ゴロ寝)したいと想います
みんなも風邪ひいたりしないよう、ムリしないでくださいねー