お盆をそれぞれ迎えられてることと思います。
我が家も、ご縁のあるお寺さんが施餓鬼会(せがきえ)をされるということで、今年は初めて主人と行ってきました。
施餓鬼会って何?
と想ってググってみたら、
「餓鬼に施す」と読めることからも分かるように、六道輪廻の世界にある凡夫の中でも、死後に特に餓鬼道に堕ちた衆生のために食べ物を布施し、その霊を供養する儀礼を指す。
(ウィキより)
だそうです。
餓鬼は餓鬼界にだけいるのではなく、自分の心の中にも巣くう
「自分さえ良ければ・・・」という気持ちも指します、と書いてあるサイトもありました。
確かに。
そんな訳で、施餓鬼会を受けながら、先祖供養に想いをはせつつ、
今日は、そして終戦記念日でもあります。
先の大戦で命を賭して、国を守って散って行った主人の祖父や、私の祖父の友人、そしてそのまた知人たち。
こうして今、平和に過ごせるのも、先人の想いがあったからこそ。。
感謝の気持ちを、心からあの世に届けたいです。
そういえば、今年の春、グリーフケアアドバイザーという資格を取ったのですが、その勉強会の時。
欧米の遺族に対する悲嘆ケア(グリーフケア)の現場では、近年、第一線で活躍されてる研究者はこぞってアジア、特に日本や中国のお盆や法事の風習・・・
つまり、定期的に故人を思い出すことが遺族にとって、かなり有効な悲嘆の緩和につながる、という研究結果を発表しているそうです。
小さい頃から、ご先祖さまや近しい人を思い出す風土に生まれ育った私たち、って実は幸せなんですね。