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円福寺(えんぷくじ)は、千葉県銚子市にある真言宗単立の寺院。山号は飯沼山。本尊は十一面観世音菩薩坂東三十三観音霊場の第27番札所となっており、飯沼観音(いいぬまかんのん)とも称される。

寺伝によれば、神亀元年(724年)、漁師が十一面観世音菩薩を網ですくい上げ、その後、弘仁年間(810年 - 824年)この地を訪れた空海(弘法大師)が開眼したという。鎌倉時代以降はこの地を治めた海上氏の帰依を受け、寺運は興隆した。天正19年(1591年)に徳川家康に朱印を賜わり諸堂を整備。


天正6年(1578年)には8間4方の観音堂を建てた。元禄15年(1702年)鐘楼、多宝塔を焼失。安永2年(1773年)には観音堂を10間4方に改築、ほかには仁王門・鐘楼・多宝塔などの諸堂を整備したが、昭和20年(1945年)に空襲で多宝塔以下観音堂、仁王門、鐘楼、太子堂、馬頭観音堂、二十三夜堂、荼枳尼天堂、龍蔵大権現堂(現・銚港神社)など諸堂を焼失した[1]。


銚港神社と観音堂の間に古碑があり、慶長年間に近郷に住んでいた「早器居士」の墓と呼ばれていた[2]。


2009年(平成21年)に五重塔を建立、高さ33.55m[3]。


2014年から年2回、寺院が所蔵する古典籍を展示する寺宝展を、慶應義塾大学斯道文庫の協力によって開催している[4]。2016年6月28日、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」に円福寺所有の嵯峨本『徒然草』が出品された[5]。

【ウェブページ】上矢印抜粋

§曼荼羅のような天井壁画は圧巻であったびっくり