娘の長かった反抗期がようやく終わり、
母のことをちょっぴり自慢してくれたからと言って、喜んでばかりはいられません。
当日はやってくるのです!
今回任せて頂いたのは、大きく分けて3つのブースでの通訳でした。
一番気がかりだったのは、90分にわたるワークショップでした。
ですが、本当に運が良く(!?)、また、先生が台湾でも有名な方であったため、
インターネットで先に多数の動画を拝見することができ、
先生の話し方(原住民の方でしたので聞き取れるか最初は心配でした。)
カゴ編みの過程などを知ることができ、大いに助かりました。
ただ、カゴ編みの過程で使用されている言葉には本当に苦労しました。
中国語特有の言い回しが多くあり、
ワークショップ当日までに、何度も自分の解説を録音し、聞きなおして、
座席の角度や、位置によって、先生の手元がご覧になれない参加者の方が
私の声だけで、きちんと編み方の工程を理解していただけるかチェックを繰り返しました。
そのお陰か、当日は緊張も無く、参加者の皆さんに解説をお待たせすることもなく
なんとか無事に終える事が出来ました。
ホッ。
2つ目は、レストラン厨房の通訳でした。
お店で販売するメニューや、材料、作り方などは頭に叩き込んで行きましたが、
現場で日本側の担当者の指示を臨機応変に正確に伝えることは
難度がぐんと上がるものです。
ここでは、必要な内容をしっかり届ける事を心がけて、
日本側の担当者と台湾側の厨房のスタッフには
何度も何度も確認をとって、意思の疎通に間違いがないように(特に数字関係!)務めました。
2度目に伺ったときは、逆に何も通訳をすることがないくらいに
上手くお仕事が回っていらっしゃったので、スゴイ!と感動してしまった程です。
3つ目は、工芸品の販売ブースで、
台湾の作家さんとお客さんの間で通訳をするといったものでした。
実はこれが一番難しく、かつ一番楽しい時間となりました(^^)
お客さんは時に予想を超える質問をされたり、
自分のご趣味に関して、作家さんにじっくりお話しをされたり...。
そんな中、通訳をしていて、自分の語彙の中にストックが見つからない場合は、
急遽別の表現で訳し続ける等、臨機応変さが求められる緊張感はありましたが、
お客さんと作家さんが笑顔で交流される姿を目の当たりにすると
通訳っていい仕事かも....と、
何時間も立ち続けて、今にも座り込みたい気持ちをまた奮い立たせるのでした(笑)
最後に、作家さんから嬉しい一言を頂きました。
「あなたがお客様に通訳してくれている言葉は聞き取れないけれど、
隣りで見ていて、あなたが心を込めて通訳してくれているのが分かるわ。ありがとう。」
初めての挑戦でしたが、
この一言でまた次も(あれば)頑張ろう!という気持ちになりました。
多くの方に出会い、語学だけではなく、多くの事を学んだ7月の暮れとなりました。