先日、電車とホームの隙間に本を落としてしまいました。

 

この隙間、物を落としたら怖いなあ・・・

と常々思っていましたが、まさか本当に落とす人がいるとは(私)。

 

通勤時に本を読むのが楽しみなので、その日も入り口近くに立って文庫本を取り出して開こうとしたのですが、最近握力が弱くなって持ったつもりがちゃんと持てていなかったりするんです。

 

本は足元に落ち、そのまま前に滑って隙間にイン。

電車は発車してしまいました驚き

 

昼休みに駅に問い合わせてみましたが、落とし物には届いていないとのこと。

 

帰りに見てみましたが、隙間は暗くて何も見えず。

 

翌日再チャレンジ。

今度はホームの電車がいなくなるのを待って、ホームの端を歩いてみたり、反対側のホームから見たり。

(かなり怪しい人でした)

 

そしたらありました、それらしきものが。

電車の勢いで飛ばされてしまったのか線路の間まで移動していて、遠目にも汚れて破損しているのがわかりました。

 

これは無理かな・・・真顔

一瞬諦めかけました。

 

でも、どうにも忍びなくて。。。

 

わざわざ本を拾うの?とか、本ならまた買えばいいのに、とか思われるかな、と思いつつも勇気(?)を出して窓口に行って事情を話し、駅員さんに確認してもらいました。

若い駅員さんが淡々と対応してくれ、電車が入ってくるので夜にならないと拾えないけど拾っておきますとのこと。

 

そうして無事、翌日の夕方に受け取ることができました。

 

(写真、本が好きな人は悲しくなるから見ない方がいいかも…)

 

 

 

 

 

 

 

ボロボロになってしまった本。

ごめんなあ・・・

 

幸いというかなんというか、頭と終わりの数ページは破れていたものの、本文のところは損傷なく読めそうでした。

あちこち黒い汚れはついていますが。

せめてもの罪滅ぼしに、ちゃんと最後まで読みます。