音痴で音楽的センスのない私が、ボイトレ（ボイストレーニング）に行ってみた話です。
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体験入学をして、2つのことに気づきました。
ひとつめ。
体験入学に行く前、ちょっと妄想していたことがあったんです。
歌の基礎をちょっと教わったら、すっごく上手になったりするんじゃないか？
って。
ほら、「ちょっとトレーニング受けたら高音がスムーズに出るようになりました！」
みたいなの。
実力からしてそんなわけないだろって感じですが、自分のよくわからない分野って飛躍した妄想をしがちです。
昔スポーツジムに通っていたときも、「筋肉がついてスタイルもシュッとして、気の合う友達もできてなんだか気持ちまで前向きになって･･･」なんて妄想していましたが、実際は自己流でマシンを使うだけだし苦しくなってきたらすぐ終わりにしてしまうので大した筋肉もつかず、人見知りなので友達どころか挨拶する人すらできず、通うのは全然楽しくなかったけど会費がもったいないからと無理して通っていたり。
今回もたくましく妄想をしていったわけですが、体験してみたらむしろ何一つ言われたようにできなくて。
今更ながら「そんな簡単にうまくなる魔法みたいな方法、あるわけないよなあ」、と気づきました。
ふたつめ。
HSPで”人からどう思われるか”が気になりすぎる私ですが、その過剰な自意識が邪魔をしていると思いました。
自信がなく不安がゆえに、つい「少しでもうまいと思ってもらえるように、下手を隠すように」歌おうとしてしまうのですが、そんなことをしてもここでは意味がありません。
かっこつけたり恥ずかしがったりせずとにかく全力で歌うこと！が目標です。
（道は長い･･･）
今でも、好きなアーティストの歌を聞くと、こんなふうに歌えたら気持ちがいいだろうなあ、歌いたいなあ、と思います。
自分の中にたまる日々のモヤモヤとかストレスとかを外に排出するのが下手なので、もしかしたら歌とか何かそういうもので内なる何か（何？）を外に出したい、表現したいっていう欲求があるのかもしれません。
どうなるか分かりませんが、もうしばらくレッスンに通ってみようと思います。
長い話でしたが、読んでくださってありがとうございました！