元旦の朝に初めて汲む水のことを
「若水」といい
それを飲めば
一年間の邪気を除くといわれていますが
↑この本によると
もともとは立春の宮中の行事であったものが民間でも元旦に行われるようになった
、、と、ありました





「汲めど尽きせぬ若水を
 君と汲まし かの泉
 かわきも知らぬ若水を
 君とのまし かの泉
 かの若水と身をなして
 春の心に 湧き出でん
 かの若水と身をなして
 君と流れん 花のかげ」



↑これは島崎藤村の「若菜集」に収められた
「若水」

若い男女の恋心を
湧き続ける水と表現しているのでしょう
立春を境に寒さも少しずつ和らいできた時期に読むと心が明るくなります



丁度、昨年末
箏さん ピアノさん 二胡との
たった3人で開いた小さなコンサートの中で
それぞれソロ曲を一曲ずつ披露

箏さんは、この藤村の詩に宮城道雄が曲をつけたという「若水」を演奏しながら歌ってくれました

ピアノソロは「ル・ローヌ」
二胡ソロは「二泉映月」

偶然にも3人とも水に関係する曲だったのは
皆、心のどこかで生命の源である
「水」
を意識していたのでしょうか、、、

清い水を体内に取り込んで病気も寄せ付けたくないものです

早くまた3人で練習会をしたいと思う毎日♬





清いかどうかはさておいて午後は水道水を沸かして少し濃い目のコーヒーで眠気覚し!ドンッ