部屋の外壁に背中を押し付け
筋状の雲が琥珀色に染まり始めた
午後6時
喧騒を ぼっかり開いた隙間を通り抜ける涼風
ふと 気が付けば 時に置いて行かれた
僕の影か消えて行く
ねじ曲がった心の闇を幾度となくノックする
貴方
ごめんよ
素直になれなくて
赤く染まった頬にそっと手を添えて
一筋に光るその涙を 優しくなぞり
全てを抱きしめる
穏やかな時間が二人には必要なんだね
僕には貴方がすべてなはずなのに
苦しみと 苦悩ばかり押し付けて
逃げて来た
変わらなければ 全てが消えて行く
二人で交わした約束さえも…
本当に変わらなければいけない
本当に
