おはようございまーす
今日も私の気ままなブログにお付き合いありがとうございます。
昨日に引き続きZEH(ゼッチ)のお話です
ZEHとは何ぞや?って前回のお勉強ブログでお話ししたので、今回はZEH仕様のメリット・デメリットについて書こうと思います。
ZEH仕様にするには
・太陽光パネルの設置
・エコキュートや蓄電池の設置
・全室LED照明にする
・第一種熱交換換気システムの設置
・HEMSの設置
・厚い断熱材の使用
・気密性のある建具(室内ドア、玄関ドア)
・お風呂は保温効果のある浴槽
など省エネに徹底した装備が必要となります。
これを踏まえて……
今回はデメリット編
デメリット
①設置費用が高い!
ローコスト住宅の標準仕様ではZEH基準に達していません。=ZEH仕様にするには追加費用が必要なのです
(レオハウスではベーシック仕様→ZEH仕様にするには約300万)
追加費用がかからないHMさんがあるのも事実です。○条工務店、〇サワホームに行った時、
「うちは標準仕様でZEH基準ですから、ZEH仕様という追加費用はありませんよ」とアピールされました。
追加料金がいらない
魅力的です
イヤイヤちょっと待てよ…
(ちょっ、待てよ〜←キムタク風にお願いします)
冷静に考えると基本的に坪単価が高いじゃん
ってことは、初めっから単価に盛り込まれてるだけじゃん(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
例えばローコスト住宅で
35坪×坪単価50万だとして
1750万+ZEH追加費用300万=2050万
仮に家を2坪広くしようとした場合、安い坪単価が追加されるだけでZEHの追加料金は変わらない。2050万+100万(50万×2坪)=2150万で済む
一方、標準でZEH仕様だというHMさんだと
35坪×坪単価65万だとして
2275万+ZEH費用なし=2275万
ここから家を2坪広くしようとすると
2275万+130万(65万×2坪)=2405万になる
坪単価=建築費用(ZEH費用含む)なので、
ちょっと坪数を大きくするたびに、ZEH費用の部分も増額していく計算なります
ローコスト住宅で良かった〜(心の声)
②窓の制限
リビング一面全部にに窓を付けたり、開放感のある3連窓などはつけられません
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
アルゴンガス入りのペアガラスが基準なので、大きな掃き出し窓は付けられますが、壁一面となるとそこから熱効率が失われるので…。
でも安心してください(履いてますよ)古い!
このくらいの大きな窓は全然OK🙆♀️
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
③建具の制限
気密性が高い物を設置しなくてはいけないので、必然的に選べる数が限定されてしまう
どんなにオシャレな扉でも気密性の低い扉は付けられない・・・
でも安心してください
お金を掛ければ、オシャレで高気密な扉もありますよ
④屋根の制限
ゼロエネルギーにできるように、それなりの量の太陽光パネルを設置するため南側の屋根面積が小さいとダメ。
寄棟の屋根だと厳しいかも・・・
でも安心してください(←シツコイ)
大豪邸を建てれば寄棟屋根でも問題ないです
⑤ストーブを使えない
気密性が高いため、急激に温めるストーブなどを使うと結露してしまう恐れがあるので暖房はエアコンのみとなります。
⑥設備をゆっくり決めている時間が無い
申請日までに殆どの設備を決めなくてはいけないので、時間的余裕がない。
→ZEHで建てたい方は、早めにショールームなどに行っておいた方が良い
⑦着工日、完成日の制約
国の認可が降りてからでないと着工できないので、準備ができていても早めに着工できない。
→もどかしさとの葛藤
完成日も国が定めた期日までに完成しなければならないので、工期の遅れなどで期日が迫った場合突貫工事になる危険性がある。
(それだけは避けたい)
ここまでが思い付くデメリットかなぁ。
間取りを決めるときに、屋根だの窓だのの制約があって1番大変でした
実際、制約が多くてZEHを諦めた方もいらっしゃるので〜自分がどんな家を建てたいのかを1番に決めてからの方が良いと思います。
長くなったので、今回はデメリットだけにしたいと思います。
次回は「ZEHにするとこんな良い事もあるよ!」メリット編をお送りします
最後まで読んでいただきありがとうございます。
画像は全てお借りしました。