こんばんわ~今日も訪問ありがとうございます。
いよいよZEH申請開始日が近づいてきました。
今年(平成30年度)の申請受付は
第1次公募 5/28~6/29
第2次公募 7/17~8/10
第3次公募 8/23~10/5
の3回です。
そもそもZEHとは何ぞや~
ってことで、今回はZEH(ゼッチ)に関するお勉強ブログです。
「勉強するのは嫌だ~!!」
って方はスルーしちゃってください。
HM巡りを始めるまで、私もZEHなんて聞いたこともありませんでした。
ZEH(ゼッチ)とは
かんたんに言うと、エネルギー収支がおおむねゼロになる住宅…つまり太陽光で発電したエネルギーで消費エネルギー(電気代など)をまかなえるように省エネに徹した住宅のことを言います。
地球温暖化防止のため、世界各国CO2●●%削減・・・っていうのはTVで聞いたことがある
これを実現する為に日本政府は色々な対策をするわけですが、
国内エネルギーの15%程度を家庭での消費が占めていることから
「個人の所有する家も今後は暖房や給湯の使用エネルギーの少ない家を建ててくださいね」
と、2020年までに建てる家の50%をZEH仕様にすることを目標にしたのでした。
ZEHの基準は
①強化外皮基準を満たした上で、UA値を基準値以下にする
(1,2地域:0.54W/㎡K相当以下、3地域:0.5W/㎡相当以下、4~7地域:0.6W/㎡K相当以下)
②再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量削減
③再生可能エネルギーを導入
④再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から100%以上の一次エネルギー消費量削減
とあります。
何だか難しくて私にはよく分かりません・・・
つまりは
①断熱材を厚くして高断熱にする
②隙間を無くして高気密にする
③窓ガラスやサッシを外の気温に左右されない物を使う
④照明は全部LEDにする
⑤エアコンなどで温度調整した空気を家中に循環させて各部屋の温度差をなくす
⑥エコキュートを設置して給湯のエネルギーを減らす
⑦HEMSを採用してエネルギーを見える化し、個人の省エネ感覚をあおる
➡使用エネルギーが少なくなる
そして、それらに使用する電力を
太陽光パネルで発電してまかなう=ゼロエネルギーの完成
このそれぞれのエネルギーの数値をキッチリと計算して国の基準値に達するように建てる
のです。
ここまで読んでピンときた方もいらっしゃるでしょう
そ~なんです
あの○条工務店さんの標準装備の家に太陽光パネルを乗せればZEH仕様の出来上がりなんです
(○条工務店さんの回し者ではありません。私はレオハウスを選んだのですから・・・)
とはいえ、ZEH対応の家を建てるには太陽光パネルを乗せたり、断熱材を追加したり・・・と余計なお金がかかる
政府がただお願いするだけでは、国民は余計な投資をしてまで建てるわけがない!
ってことで
「ゼロエネルギーの家を建ててくれたら補助金を出しますよ~」
という作戦に出たわけです。→これがZEH補助金
平成27年にスタートした補助金制度ですが、最初は1件あたり100万超の補助金を出していましたが、金額が年々減少。
太陽光パネルも昔に比べ割安になり設置しやすくなったことなどを考慮して、2018年度は1件あたり補助金70万となってしまいました。
HMにも寄りますが、ベーシック仕様をZEHにして建てようとすると約300万近く余計にかかります。補助金では明らかにマイナス収支なのです
イニシャルコストこそマイナス収支ですが、
太陽光発電や消費する電力が少ないことからランニングコストで元を取れということでしょうね。
でも建てる側からしてみれば、住宅ローンの金額が上がれば利息も増えるし、そもそもその分の金額でオプションを増やせるわけですから・・・
そのためZEH仕様で新築する割合はまだ30%前後だといいます。
補助金ではマイナスなるのに、我が家がZEH仕様を選んだ理由は、
①今の社宅が隙間風ピューピューで寒い
②部屋が快適温度になるまで冷暖房時間が長い
➡気密性が悪いので更に光熱費がかさむ
③留守中でも猫達3匹の為に室内温度をコントロールしなくてはならない
➡冷暖房費が高くつく
④HM巡りで○条工務店さんの高気密性能を実感してしまった
なので、
はじめから断熱材の厚さにはこだわるつもりでした。
「吹付断熱、気密性のある建具、設備のこだわりなど、ご希望の気密性や設備を計算すると、ZEH仕様で太陽光を乗せても+100万しか変わりませんよ。補助金が70万出るのでマイナス30万ですが、太陽光パネルがあるのでランニングコストとして電気代がかかりません。しかもZEH仕様で建てれば選択できる標準設備もグレードアップします。
30万なんてすぐ追いつきますよ。」と営業さんからアドバイスをもらったのが決定打でした。
坪単価の安いレオハウスでもお金を出せは高気密の家を建てられるんです。
(○条工務店さんの数値には勝てませんが・・・)
長くなったので、今日はこの辺で。
次回はZEHのメリット、デメリットをお伝えしようと思います。