朝起きたとき、「あぁ今日も仕事かぁ」と考えてしまう習慣はありませんか?
僕もそんな風に考える日もあります。

そんなあなたに、新習慣をご提案します!
#テレビショッピングか
#何も売りつけないので続きをどうぞ

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自分の脳を騙す
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仕事の日の朝は憂鬱で…
これは、あなたの脳の基本設定が
「仕事=辛い・不快」→憂鬱
になっているからです。

どんな仕事も、続けていれば辛いことや嫌なことを何度か経験するでしょう。
その経験の蓄積が、仕事は不快なものという基本設定を作り上げてきました。

できることなら気分良く仕事に行きたい。僕はそう思います。
では、仕事は不快と判別しているのは誰でしょう。
快・不快の分別作業を行なっているのは脳です。
ということは、脳をどうにかすればいい。

脳は複雑な回路でできていますが、意外と騙されやすい器官です。
脳は全身を司っているので、脳が騙されると、自分自身の心理的肉体的な反応が変わります。


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脳の騙し方
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それでは、さっそく脳を騙してまいりましょう。
#テレビクッキングか
#宗教でもないので続きをどうぞ

朝起きて、ベッドから出る前に、頭の中で行います。

今日あなたが、感謝の気持ちを伝えたい人を、思い浮かべます。
・お土産でもらったお菓子のお礼をしよう
・忙しかったとき、コップを洗っておいてくれたお礼をしよう
・「大丈夫?」って気にかけて、声をかけてくれたお礼をしよう
どんなことでも構いません。
なるべくたくさん、具体的に、その人と、そのエピソードを思い浮かべてください。

次に、今日その人に会った時に、感謝を伝える場面をシミュレーションします。
どこで、どんな言葉で伝えるかまで、なるべくリアルに想像します。

・ロッカーで「この前のお土産おいしかったです。ありがとうございます」
・仕事中に、「この前コップ洗ってくれたの、○さん?ありがとう、助かったよ」
・トイレで偶然あった時、「この前は心配してくれてありがとう。おかげさまで今日は元気です」


ここまでシミュレーションしたら、早くその人に会って「ありがとう」を伝えたい、という気持ちが湧いてくるはずです。
同時に、仕事に対する憂鬱な気持ちは、小さく小さくなっています。

仕上げは、仕事に行ったら、本当にシミュレーション通り、感謝の言葉を伝えてみることです。
ありがとうを言われて、嫌な気持ちになる人はいません。


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どうしても思い浮かばないときは
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心身が疲れきっていて、感謝する相手やエピソードが思い浮かばない時は、頭の中でこう決めます。

今日は一日で1回以上、誰かに感謝を伝えよう

そして実行します。
一日仕事をしていれば、何かしら感謝できることはあるはずです。
ぜひやってみてください。


脳を騙す方法として、
・楽しいことを考える。
・仕事でうまくいった姿を想像する。
という方法もあります。
ポジティブなイメージによって、本当に仕事がうまくいくという研究データもあります。

ただ、相手のあることについては、実現しないこともあります。
期待をして実現されないと、脳は騙されたことに気づいてしまいます。それがまた不快な感情を呼び起こすこともあります。

一方、「誰かに感謝を伝える」ならば、相手は関係ありません。万が一、今日は会えなくて伝えられなくても、また次に会った時に伝えることはできます。だからほぼ100%いつかは実現します。

また、人は感謝された時以上に、人に感謝した場合にしあわせを感じるそうです。
しあわせの記憶は、脳に快の感情としてインプットされます。
つまりこの習慣は、しあわせの好循環も生み出すというわけです。


さあ、早速、今日は誰にどんな感謝の言葉を伝えるか想像してみましょう。

僕は、まずあなたに、このブログを読んでくれた感謝を伝えます。ありがとうございます。


それでは、良い一日をお過ごしください。


立崎直樹