去る、3月31日。
保育園の隣の桜は満開この日は朝から保護者と会話しては涙

子どもから手紙を貰っては涙



各クラスへ挨拶に回っては涙





そして、年中・年長さんからのプチお別れ会 歌のプレゼントのサプライズに涙







最後の最後に主任→園長と挨拶に行きまたまた涙









一日中泣いて 帰りは頭がボーッとするほど、、、
そして泣き疲れて寝てしまうというね

朝イチ 私の顔を見るなり手紙を渡してくる女の子や、
これまた顔を見るなり『先生この1年間とばら組の時ありがとう♡』と早口で言う男の子。
保護者からメッセージ付きのプレゼント頂いたり、、、
朝から泣いてばかりの私。
年中・年長さんからのサプライズは歓送迎会を欠席した私を含む他3人の先生の為に用意されてて、
先ずは年中さんから歌のプレゼント。
イントロから泣き出してしまう子、歌いながら涙が溢れてくる子、嗚咽を上げるほど泣きじゃくる子、そして肢体不自由の子が卒園式の練習中は ふざけて何度も怒られていたのに この時だけは真剣な顔してみんなと同じ方向へ歌に合わせ左右に身体を揺らしながら歌っていて 毎日の発声練習の時間真面目に歌っている姿を見たことなどなかったからもうびっくりで、、、
歌いながら目を押さえて でも涙が止まらなくてそれでも最後まで真剣に歌う姿に僅か10日やそこらでの成長振りに感動して私も涙止まらなくて、、、。
この年中さんはグレーゾーンの子も多くて噛みつきや引っ掻きなど衝動を抑えられない! 席にじっと座れない、などとにかく問題が多いクラスで私が仕事を辞めたい理由の一つにもなったクラス。
このクラスに入る日は不眠になるくらいの精神的ダメージありましたからね。
でもその子たちの泣いて歌う姿を見たら浄化されたな、、、。
年長さんからの歌のプレゼントは年中さんとは違い歌い終わるまでは泣いてはいけない、、、と担任に教えられた通りそれを守って歌い切ることに集中しようとする姿が手に取る様に分かって その姿が頼もしく、そしていじらしく思えてこれまた感動。
真っ先に泣き出したのは 朝、私にありがとうの言葉を伝えてきた男の子。
いつも冷めた発言をする子だけど、朝1番の言葉と歌いながらの涙と 彼の中にある一面を見れた気がした。
先生達へのメッセージタイムでは、いつもボーッとしてる話しをちゃんと聞いてるのかしら⁇とまったくつかみどころのない男の子が『K先生がいなくなって寂しい』と言ったことも以外で、帰りも寂しいとHugしてきた。
この1年そんな態度1度もしたことなかったのに、、、。
夕方お迎え迄の自由時間、年長の女の子達は抱っこしてだのおんぶしてだの
えー!赤ちゃんみた~い
と友達を笑いながらも、してもらってるのを見ると
私も~!!
とせがんできたり、
辞めちゃダメ!!
とまとわりついて離れようとしなかった。
あなた達だって明日から保育園来ないでしょ?
と言っても それでも辞めんで~、寂しい~
と口にしながら折紙でハートや鶴を作って私にくれた。
最後の最後に園長先生へご挨拶に、、、。
私の人生の中での1番のショッキングな出来事!
この仕事への恐怖を目の当たりにして続けて行く気力も自信も何もかもを失ったあの出来事を
『あのことはもう 忘れました』
そう仰ってくださって、心の棘を抜いてくださいました。
翌朝は背中の鈍い怠さとあちこちの筋肉痛に何故??
と思いながら目覚めたけど、そっか!
大っきくなったあの子達を代わる代わる抱っこやらおんぶしたんだった!!
職員一同から貰った色紙のメッセージを読んだり、子ども達からの手紙を読み返したりしながら、
この子達の喜ぶ顔が見たくてただそれだけの為に事前に色々 準備をしたこと、絵本を選んだこと、
卒園までの時間に何を伝えて行こうか?
何が必要なのか??と、、、
笑ってる顔を見れることが
楽しんでる姿を見れることが
私の原動力だったことを振り返った時、
嵐の5人が口にするファンの為に。
という言葉がリアルになった。
芸能の仕事をする上での必要不可欠なビジネストークだと、リップサービスの一つだと 結局は仕事をしてる一面なだけであると
どこか冷めて聞いてた。
もちろん、それでもファンに向けて発せられる言葉は素直に嬉しくは思っていたけど、側面では
これもこの人達にとっては仕事なんだよな~、
と覚めた目線で見ている自分もいて、、、
だけど本当に心からそう思ってるんだ!
ということが、私が子ども達に対して思う気持ちを通して理解できた!
家庭で色々ある子もいるけど保育園にいる時間だけでもせめて楽しい時間を過ごして欲しいと思って接してきたし、
私にとっての仕事場ではあるけども、そこに登園してくる子ども達の笑顔・笑い声は私の活力となり幸せな気持ちにさせてくれる。
うん! きっと嵐の5人もそんな気持ちで嵐でいてくれるんだろうな









みんなみんな ありがとう




