「さとし~。」
いつもの口調で甘えて名前を呼んでみる。
返事をしているのかしてないのか分からない返事をして
すました顔で智は絵を描き続けてる。
もう1回
「さとし~」
って猫なで声で擦り寄ると
今度は
『何? どうしたの』
ってこっちを見てくれた。
そんなことだけで嬉しくて笑顔が満開になってくのが自分でもわかる。
『ご機嫌だね』
って智が笑った。
「さとし~、好き。めちゃくちゃ大~~~~~~好きだよ」
って言ったら
『そんなの知ってるよ』
って筆を置いて、
床にペタ座りしてた私の脇に手を入れ
智の顔の側まで抱え上げてくれた。
そのまま目を閉じたら、
チュッて智の唇が触れた。
たまらなくなって智に抱きついた。
「もっとちょーだい」
っておねだりしたら、
『これ以上したら絵が進まなくなるでしょ』
って言われた。
「邪魔してごめんね」
そう言うとベッドに潜り込んだ。
ベッドでふてくされたり、拗ねたり、メソメソしてるうちに眠ってしまったみたい。
心地よさにうっすら目を覚ますと、
背中にピタっと智がくっついて寝てた。
体を返しぎゅうっと抱きついたら
『やっぱ、お前に触れてると気持ちいいわ』
って
頬を包んで、髪を撫でて、チュッと唇が触れる。
『えっちしよっか。』
智の言葉に頷き
腕の中に入る。
私に触れる智の指が、
耳元で聞こえる声が、
かかる吐息が、
心も体も満たしていく・・・・。
「さとし~、 好き。何回言っても足りないくらい大好きだよー。」
『その甘ったれた呼び方いいよね。』
「さとし~、って それだけ?」
『ん? 何?』
智から好きって言葉を聞きたくて
溢れる好きを伝えてるのに
「何?って・・・・もう知らないっ!」
『拗ねんなよ。
わかってるよ・・わかってるけど
好きだとか言葉にすんのは照れんだよ。
でも俺にはお前しかいないから、
だからずっと側にいろよ。』
「さとし~」


なんか甘々で《さとし~》って言いたくて、
何度も何度も言いたくて、
赴くままに1コマを書いてみたけど、
書いてる途中に《しやがれ》見て
もの凄~~~~~~~~~~~~~~く気になった
智の発言。
前は鶴田真由が好きだった。
けど今は芸能人では
芸能人では
芸能人ではいないのね!!!
じゃあ誰? 誰なの????
一般ピーポーなの?
何なのーーーーーーーー???????
智と甘々なひと時を過ごせる人って誰なのーーーーーーーーーーーーーーー







甘い気持ちがすっーーーーと引いていきました

でも、ピョンピョン跳ぶ智に笑わせてもらったからいいや
