東洋経済オンライン

http://toyokeizai.net/articles/-/135400?page=4

私は今年で３８歳なので、

社会の経済的な大きな転換でいうと

・子どもの頃にバブル崩壊、

（そもそも地方公務員家庭だったのでバブルの恩恵を受けていない）

・就職氷河期

・ITバブル

・リーマンショック

・東日本大震災

↓

働き方改革

と、いった流れ。

「楽してお給料もらえる」

ような高待遇で雇用されたことがないので、

基本、働くときは１２０%の力を出さないと評価されないと思って働いてきた。

また、夫がITベンチャー経営をしていて、採用や退職勧告をするのをリアルに聞いているし、仕事に関して甘ったれたことを述べようものならかなり厳しいことを言われる涙。

（そういった意味では、今のパート主婦生活が人生で一番高待遇かもしれない。感謝。）

３０歳の時、切った張ったの旅行業界から足を洗い、

新婚時代、パソナ派遣で某H製作所の部長付きのチームの秘書兼庶務を短期間したことがあった。

そのチームは、うつ病患者の集まりだった。

はっきり言ってしまえば、会社のお荷物として、組合が強いので辞めさせられない人が配属されるチーム。

今でもあのチームあるのかな？

彼らを雇用し続けられる企業の財力が凄い。

彼ら５０代のおじさん達には、今の世の中はツライだろうなぁと思う。

バブル時代、終身雇用と安心して大企業に入り、結婚して家族が増え家を買い車も買い、ローンを組み、、、消費を支えてきた世代。

会社内の人間関係には精通しているかもしれない。

が、仕事のスキルとしては？

あれ？

な現状でしょ。

転職しようにも市場での競争力がない、今の職場にしがみつくしかない。

その世代が人数的に多いから、彼らが変わらないと、社会的な大きな転換にならない。

いきなりリストラされてポンと市場に出されても、、、。

私の世代の親は、ギリギリ日本が良い時代のうちにリタイアをしたので、まぁそれなりに楽しそうなシニアライフに突入した。孫へのお小遣い位は楽しみとして出せる。

そう考えると、

私たちの親世代（７０歳前後）と私たち世代（４０歳前後）

→"昭和"という共通言語がある。

５０代の親世代と２０代の子ども世代は、親子間にかなり経済的、意識の差があるように思える。

→昭和と平成のコンビ、で考えれば分かりやすい。つまり、話が通じない。

私は今、２０代〜１０代とがっつり関わることが増えたことを幸運と思っていて、彼らはかなりリアリスト。期待するだけ無駄、という感じで、夢を描きにくくなっている気さえする。

あぁ、さとり世代、ってこういうことね、と。

この世代が中心となるこれからは、消費が動きにくくなるのは明らかで、ミニマムという持たない、シェアリングの流れは必然すぎるわけで。良い意味で、新しい世の中がやってきそう。

新しい世の中がやってくる前に、彼らが上の世代の価値観に潰されないように、

上の世代の方達には、まだまだ人生は長いので、考え方をシフトしていただけるように、

自分としては中間世代として、コミュニケーションの渡し役スキルを磨いていきたいし、そこに価値がある気がする。

そして、夫をみていると、ベンチャー経営は本当に大変だけど、自分の頑張り次第で良くも悪くもダイレクトに反応があるのは働く納得感がある印象。

そう言った意味で、息子達には人生で常に、"起業"、"自分で自分の仕事を創る"、を当たり前として育てたい。

大企業の終身雇用はもはや幻想。安心できない時代ですもの。

私も自分の市場価値を高めるために、６月から保険業界に戻るけど、

並行して保育士試験を受けるし、絶対に取得する。

そして、保育士資格を取っても、自分の労働力を安売りしない。

保育士不足？そんなの知ったことかw

私は自分のしたい保育があるし、自分が疲弊するような環境で働く気は無い。

男子母歴を楽しく真面目に更新しいけば（しかも社会経験豊富w）、

安売りしなくても良いタイミングで最高のマッチングが訪れると思ってるから。

私の場合、

リストラされる心配がないと緊張感がなくなってしまうので、

契約ベース、プロジェクトベース

のような契約更新をしていく働き方がいいのかな。お互いフェアな関係で。

「ココしかない」としがみつくと上下関係が出来てしまう。

「一生安泰」と努力しなくなると競争力（魅力）がなくなる。

それは、仕事も結婚生活もおんなじ。

新鮮さを、お互い、保つことも大事。

長男の卒園式で、久々にばっちりお化粧&ヘアセットし、スーツをきて、「ちゃんとすること」「メリハリ」を再度意識する機会となりました。

とりとめのないことを書いてみました。

イグジットマネジメント